サウナ サウナ知識

初めてサウナへ行く人に親切すぎる解説「おすすめのサウナの入り方」

sauna

初めてサウナに行こうとしている方で、持ち物やサウナの入り方、おすすめの場所など事前に情報を知っておきたい、という人はけっこういるのではないでしょうか。

 

私自身もそうでしたが、初めて行くにしても、バタバタしたくなし、慌てたくないし、「この人、サウナ初心者だ」って思われたくないじゃないですか。

 

なので本記事では、そんな不安を払拭できる、「え、こんな細かいところまで!?」という点も含めて「個人的におすすめするサウナの入り方」を親切に紹介します。

 

なぜ細かい点まで紹介するかというと、「サウナ 初めて」とか「サウナ 初心者」などのキーワードを使用してネットで検索しても、

「サウナは何分で・・・」
「水風呂は何分で・・・」
「外気浴が気持ちいい理由はどうたらこうたら・・・」

ということしか書いてないんですよね。

「事前にいろいろ知っておきたい」という人の中には、そういう情報を求めている人が全てじゃないんですよね。

 

もちろんそういう科学的な情報も大事なんですが、もっと「地に足をつけた情報」が知りたい人もいるんですよね。

キレイなサウナに行きたいとか、なるべく空いているところがいいとか。

それに、初めての人は、どこのサウナに行っても外気浴できると思っている人もいるかもしれません。

どこのサウナに行ってもととのい椅子が充実している、と思い込んでいるかもしれません。

しかしそんなこともありませんので、そういう現実的なところも含めて「サウナの入り方」をお伝えできればと思います。

 

ということで今回は、私の実体験をもとに、初めてサウナに行く人に寄り添った「個人的におすすめするサウナの入り方」を紹介します。

サウナ浴のメリット

sauna

健康的になれる

サウナは健康にいいことは誰でも知っていると思いますが、私が実感した「健康的」な面を紹介します。

 

ダイエット効果

私自信も40代になってだんだん痩せにくくなってきましたが、サウナに通うようになって、体重計に乗ることが楽しみになってきました。

勘違いしてはならないのが、サウナで汗をたくさんかくから「痩せる」ということではありません。

サウナ浴をすると血行が良くなり、代謝も連動して上がりやすくなります。

大事なことはサウナ浴を習慣化して、「痩せやすい体づくり」をすることが大事です。

そしてサウナだけでなく、バランスのとれた食事、適度な運動なども必要です。

ぜひサウナを活用してダイエット効果につなげましょう。

参照:東京経済オンライン

 

肌の改善

私はニキビができやすい体質なのですが、サウナに通い始めてそれほどニキビが気にならなくなりました。

私はお酒が好きなので、正直ゼロになりませんがサウナの効果は実感しております。

 

お酒好きの人は休肝日も合わせてとれば効果もっと改善すると思います。

beer
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内側からキレイになる

これは完全に感覚的なことなのですが、サウナに入って大量に汗をかいている自分の体を見ると、「お~、老廃物が出ている!」という感じがしています。

もちろんただの汗なのですが、何かこう体の内側からきれいになっている感覚がたまりません。

汗をかくってすごい爽快です。

 

肩こりが軽減

私はデスクワークが多いので、型や背中が疲れた状態でサウナへ行くことが多いのですが、サウナに入ったあとは肩がすごい軽くなった感じがします。

サウナの温熱効果により、血のめぐりが良くなることで、筋肉の疲労物質など不要なものがスムーズに排出されます。

また、血行が促進されることで全身の筋肉が弛緩し柔らかくなります。

デスクワークが多い人にはぜひおすすめです。

パソコンを操作する女性

 

 

仕事のパフォーマンス向上

仕事のパフォーマンスも向上します。

頭がスッキリする

サウナに入ると、頭の中がリセットされるというか、スッキリした状態になります。

サウナに入っているときは無心になりますが、帰り道や家につくと仕事のアイデアが浮かんだり、考え事が整理整頓されたり、脳内のメリットもたくさんあります。

 

集中できる

サウナ後にブログ記事を書くことも多いのですが、けっこう集中して執筆できるんですよね。

サウナは脳疲労をとると言われておりますが、本当にそのとおりだと思います。

みなさんも仕事で煮詰まったり、考え事が多かったりするときはサウナがおすすめです。

 

 

 

サウナの持ち物

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タオル

タオルは2種類も準備しましょう。

浴場内にもっていく小さいタオルと、湯上り後に体をふくバスタオルです。

 

レンタルすると100円~200円かかりもったいないので、荷物にならなければできるだけ持参しましょう。

 

サウナハット

サウナハットは、サウナ室の灼熱から頭を守るものです。

購入するかどうか自由です。

しかし髪の毛や頭皮を守りたい、という人は購入してもいいかもしれません。

 

それと、サウナでサウナハットをかぶっている人って、ごくわずかです。

たとえばサウナ室に15人が座っているとして、サウナハットをかぶっている人は1人か2人です。

もしくは誰1人かぶっている人がいないときもあります。

なので、サウナハットをかぶっていればいきなり玄人オーラを出せますので、それはそれでおもしろいかなと思いますね。

 

ネットショップで本格的なものでもいいですし、100円ショップでも売ってますので、いろいろ見てみるのもおもしろいと思います。

ちなみに私はTotonoi Japanというメーカーのサウナハットを購入しました。

ハットの生地が厚く、ツバも大きいので、熱さ対策になりますし、周囲の目線をさえぎることができますのでおすすめです。

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サウナマット

サウナマットは、サウナ室で座るときにお尻に敷くマットです。

サウナ施設の多くは、貸し出し用のサウナマットがサウナ室の前に置いてあります。

しかし、誰が使ったかわからないものをお尻に敷くのは嫌だ!という人は購入を検討しましょう。

サウナハット同様に、本格的なもの、100円ショップ、どちらでもいいと思います。

ちなみに私が購入したものは、ハット同様にTotonoi Japanです。

生地が厚く、クッション性があり座りやすいです。

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サウナ用メガネ

メガネをかけている人はおわかりかもしれませんが、お風呂やサウナでは当然メガネが曇ります。

視界が悪いとつまずいたり、転んだりする危険性がありますので、曇らないサウナ用メガネはおすすめです。

ちなみに、みなさんが普段使用しているメガネは耐熱用ではないと思うので、サウナ室でもかけることはおすすめできません。

傷むのが早まる可能性があります。

Amazonで探すかたはこちら。

楽天で探す方はこちら。

 

 

シャンプー類

洗い場にだいたいシャンプーやボディソープが置かれておりますが、銭湯だとまれに置いていないところもあります。

備え付けのシャンプーが無いと事前にわかっているサウナに行く時は持参しましょう。

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ドリンク

基本的にスポーツドリンクです。

しかし、ポカリとか甘いやつは避けましょう。

せっかくカロリーを消費できるのに、甘い飲み物だとプラマイゼロになってしまいます。

 

個人的にはイオンウォーターがおすすめです。

水よりも体液の水分に近いのだそうです。

 

 

100円玉

勘のいい人は気づいたかもしれません。

まず下駄箱に100円玉を使う可能性があります。

もちろん返還式です。

 

そして脱衣場のロッカーでも100円玉を使う可能性があります。

もちろんこちらも返還式。

なのでできれば2枚持っておくと、慌てずにすみます。

 

ビニールバッグ

あとあとの話ですが、サウナアイテムが多くなってきたらビニールバッグがあると便利です。

100円ショップで売ってます。

これにハットやマット、ドリンクなど全部入れてサウナセットとして持ち運びできるのでとても便利になります。

ビニールバッグ

 

手ぶらでもOK

さて、これまで持ち物をいろいろと紹介しましたが、お金さえ払えば基本的に「手ぶらでOK」という施設が多いので、あまり気にしなくて大丈夫です。

ただ、「塵(チリ)も積もれば」で、毎回貸しタオルにお金を払っているとけっこうな金額になるので、持参できるものはなるべく持参した方がいいと思います。

 

 

行きたいサウナを決める

銭湯

サウナ施設は大きく分けて4つあります。

  • 銭湯
  • スーパー銭湯
  • サウナ専門店
  • カプセルホテル

それぞれ特徴がありますが、個人的には一番リーズナブルな銭湯やスーパー銭湯がおすすめです。

1000前後で入れますし、安い銭湯なら700~800円で入れるところもあります。

「初心者だし、そんなにお金かけたくない」という人は銭湯がおすすめです。

 

家の近くで決める

「ここに行ってみたい」という希望がなければ家の近くで探すのでもいいでしょう。

当ブログでは私が訪問したサウナをエリア別に分けておりましたので、もしお近くのサウナ(銭湯)がありましたら記事を見てみてください。

 

出かける用事に合わせる

もしどこか用事のついでに行くようでしたら、お出かけ先の近くで探すものいいでしょう。

こちらも同様に当ブログのエリア別に探してみるのもいいと思います。

 

会社の近くで決める

会社帰りに行くのでしたら、会社の近くで選ぶのもいいですし、自宅までの帰り道の沿線で探すもありです。

 

おすすめの場所を調べる

ネットで検索して好みのサウナを探してみもいいでしょう。

 

個人的には初心者の方は「スーパー銭湯」がいいと思います。

サウナ以外にも食事や休憩スペースが充実しており、漫画やリラクゼーションなどいろいろ楽しめるからです。

 

 

時間帯の設定

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会社帰り

会社帰りの夕方以降は混雑するところが多いです。

これはこれで仕方ありませんが、なるべく早く入館することをおすすめします。

 

都内の空いているサウナはこちら。

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できれば教えたくない都内の空いているサウナ4選 混雑を避けたい人におすすめ

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仕事が休みの日

仕事がお休みの日に行くのであれば、空いている昼間がおすすめです。

スーパー銭湯だと「朝風呂」をやっているところがあり、通常より安く利用できるところも多いです。

 

 

サウナの入り方

銭湯に行くひよこ

サウナの入り方は本当に人それぞれです。

サウナ利用者はみんな自分のお好みや体質により我流で入っていると思いますが、今回はオーソドックスな入り方に加え、私の個人的なアドバイスをもとに紹介します。

 

水分補給

まずは水分補給です。

サウナに入ると大量に汗をかきますので、前もって水分補給をしておきましょう。

 

ちなみに、サウナに10分前後入ると300~400mlぐらいの汗をかくと言われておりますので、同等の水分を補給しておきましょう。

また、補給した水分が体に吸収されるまでに30分前後かかりますので、そのことを念頭において水分補給をしておくといいと思います。

 

体を洗う

浴場に入ったらまずは体を洗いましょう。

通称「清める」とも言います。

公共の場ですから、間違っても体を洗わずお風呂やサウナに飛び込むのはやめましょう。

 

SMG動線の確認

体を洗ったら、SMG動線の確認をしておきましょう。

「SMG」とは、サウナ(S)、水風呂(M)、外気浴(G)のことであり、その動線を確認・イメージしておくことで、「ととのいタイム」をスムーズに進行できます。

そのためにはサウナ入室前に、サウナ(S)、水風呂(M)、外気浴(G)の場所を確認しておくことが大切です。

 

ちなみに外気浴と言いましたが、厳密には「休憩椅子」のことです。

サウナ用語だと「ととのい椅子」と言います。

施設によっては外気浴、つまり露天風呂などの「浴場の外で休憩する場所」が無いところもあるので、外気浴の確認というよりは「ととのい椅子」の場所を確認しておくことになります。

ちなにみ「SMG動線」は私が勝手に作った言葉ですので、ネットで検索してもおそらく出てきません。(笑)

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物置ラックの確認

物置ラックは、個人の持ち物を置いておけるラックのことです。

タオルや飲み物、シャンプー類、サウナハットなど置いておくことができます。

そこに使わないものを置いておきましょう。

 

湯船につかる

私の場合、サウナに入る前に湯船に入ります。

サウナ前に入浴することで、毛穴が開き汗をかきやすくなります。

また、これからサウナの灼熱を体感するので、体の準備にもなります。

もちろんいきなりサウナでも大丈夫ですのでご参考までに。

 

温冷交代浴

湯船につかったら、いよいよ温冷交代浴です。

サウナ→水風呂→外気浴→水分補給のサイクルと3~4セットやります。

1:サウナ

座る位置

サウナに入ると座席が1段目から、多いところで3~4段目まであります。

一番上が一番熱いです。

徐々に慣らしていきたい、という人は1段目から座り、慣れてきたら2セット目から2段目、という形でステップアップしていきましょう。

 

時間

サウナ室に入る推奨時間は1セットあたり7~12分と言われています。

無理をせず、体調や体質に合わせて5分ぐらいから始めてもいいかもしれません。

慣れてきたら徐々に滞在時間を増やしていきましょう。

 

態勢

おすすめは「あぐらをかく」、もしきは「体育座り」です。

普通に腰掛けると、頭を足で温度差にムラが出ます。

体を均一に温めるために、なるべく頭と足の高低差を無くしましょう。

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2:水風呂

サウナ室を出たら次は水風呂です。

注意すべきは、シャワーや桶で、必ず汗を流してから水風呂に入りましょう。

時間としては1〜2分です。

心臓に負担がかかりますので、心配な人は30秒とかでもいいと思います。

 

水風呂が苦手な人

水風呂が苦手な人は水シャワーでもOKです。

若者でもけっこう水風呂カットしている人を見かけます。

無理せず冷たいシャワー、ぬるいシャワーで汗を流してととのい椅子に向かいましょう。

 

3:外気浴

水風呂を出たら次は外気浴です。

スムーズに「ととのい椅子」に座りましょう。

休憩時間はだいたい10分ぐらいですかね。

10分ぐらい経つと汗がひいてきますので、それも目安になります。

 

この過程で、先ほど確認したSMG動線が役に立ちます。

理由は、水風呂を出た直後の1~2分が「ととのいゴールデンタイム」だからです。

ですので、水風呂を出てから「ととのい椅子はどこだ?」「露天はどっから出るんだ?」なんてモタモタしていると、あっという間に「ととのいゴールデンタイム」を逃してしまいます。

水風呂を出た後は一目散にととのい椅子を目指しましょう。

 

万が一ととのい椅子が満席の場合は、とにかく腰を下ろせるところに座りましょう。

立ちっぱなしが一番身体的によくありません。

 

4:水分補給

外気浴を終えたら再び水分補給です。

300~400mlの汗をかいているので、同等量の水分をゆっくり補給しましょう。

 

水分補給をしたら2セット目に入りますので再びサウナ室へレッツゴー!

 

 

マナーを守る

サウナではお静かに

サウナはマナーを守って利用しましょう。

公共の場ですし、みなさんゆっくり疲れをとりにきています。

マナーを守らないと、誰かが不快な思いをしてしまいます。

みんなでマナーを守って楽しいサウナ活動にしましょう。

 

私が出会った悪いマナーはこちら。

サウナではお静かに
サウナ初心者に伝えたい!私が実際に遭遇した悪いマナー5選

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食事やデザート

ice

サウナの後は食事やデザートなど楽しみましょう。

基本的にはなんでも好きなものを食べればいいと思いますが、さっぱりした飲み物、消化のいい食事がおすすめです。

サウナの後は食べ物がすごく美味しく感じられますので、食べ過ぎ、飲み過ぎは注意です。

 

 

次回行きたいサウナを調査

スマホを操作する女性

さて、今回行ったサウナはいかがでしたでしょうか。

いろいろ感じたものがあると思います。

  • もう少しきれいな方がいい
  • ととのい椅子が少ない
  • テレビは無い方がいい

いろいろ思うところがあると思いますので、次回は経験を活かしてサウナ選びをしましょう。

そうするとどんどん自分好みのサウナが見つかってきてサウナ巡りが楽しくなってきますよ。

 

 

サウナがイマイチだったら

考える女性

実際にサウナがイマイチだった人もいると思います。

当然みんながみんな「サウナばんざい」ではありません。

そんな人は違う楽しみを見つけてもいいのではないでしょうか。

 

読書、ランニング、何か自己投資になるものを始めてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

サウナの効果からマナーまで、けっこう細かなところまで紹介したつもりです。

全て頭に入れる必要はありませんし、サウナの入り方も人それぞれお好みでオッケーです。

今回紹介したこと

サウナにおける

  • 効果
  • 持ち物
  • 目的地の選定や時間設定
  • 入り方
  • マナー
  • 食事

本記事の中で何か一つ、「これ使える」と思っていただけたらうれしいです。

それではまたお会いしましょう!

 

最後に、本記事で紹介したサウナアイテムの記事を載せておきますので参考にしてください。

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