

チームのほかにスクールなんていうのもあるみたいなの?
わからないことが多いのよ。
そんな私のながーーいサッカー人生で得た経験をもとにアドバイスさせていただきます。
一つずつ解説しますので安心下さい。

となると納得のいかない方もいらっしゃると思いますので、順繰り見ていきましょう。
目次
クラブチーム or 少年団 or スクール
それぞれの概要
クラブチーム
わかりやすくいうと、Jリーグのチーム下部組織、街クラブなどです。
上手な子が集まるイメージです。
指導者が元プロ選手、チームバスがある、入部するためにセレクションがある、などかなり本格的(というか目指すところがかなり高い)です。
少年団
地域の小学校を中心とするチームです。
基本的に、サッカー経験のある保護者が、ボランティアで指導しています。
近隣の小学校から集まるので、クラスメートがいることなどが多く通いやすいです。
スクール
ドリブルやボールタッチなど、細かな技術や戦術など、ディテールにこだわった練習が多い。少人数で集中的にやることも多い。
年齢別や熟練度でクラス分けしているところもある。
所属チームがある場合、補完的な役割として利用するケースもある。
例えるなら、所属チームが学校、スクールが塾、といったところ。
メリット と デメリット
【クラブチーム】
☆メリット
専門的な指導者がいる。
まわりに上手な子が多い。
ユニホームが今どきでかっこいい。
保護者の当番が(掃除、車出しなど)少ない。
▼デメリット
月謝が高い。(5000円~10000円程度)
練習場が遠い。
遠征が多く、親の家計負担が大きい。
【少年団】
☆メリット
練習場所が近い。(近隣の小学校など)
月謝が安い。(大多数は5000円未満)
同チームやよく対戦するライバルチームにも友達が多い。
▼デメリット
時間通りに終わらない。
指導はボランティアのお父さんコーチがやっていることが多い。
遠征引率や掃除当番、チームの運営など、保護者のお手伝いが多い。
【スクール】
☆メリット
時間通りに終わる。(だいたい1時間程度)
習い事感覚なので預けて終わり、な感じ。
全国展開しているスクールも多数あり、有名選手のプロデュースや、元サッカー選手のコーチがいるところもある。
練習メニューが多彩。
▼デメリット
教室という位置付けのため試合や選手登録ができないところがある。
技術はは身に付くが、それを披露する場が無い。
それなりの施設を使用するところがあるので、月謝は高め。(5000円~10000円程度)
保護者の負担は少ないです。
選び方のポイント
チーム選びの際に、親と子供では基準が違います。
例えば・・・
【第1弾・第2弾セット】一人でもできる!元Jリーガー越智隼人のサッカー上達法
【子供目線】
強いチームがいい。
仲のいい友達がいる。
無料体験して楽しかった/つまらなかった。
ユニホームがかっこいい。
などの基準が大半です。
【親目線】
共働きなので、保護者の負担は避けたい。
経済的には少年団がいい。
練習内容や雰囲気が気に入らない。
子供のモチベーション的に試合が無くても良さそう。
など、親ならではの基準があります。
このように、親子の基準を踏まえると必ず「ねじれ」が生じます。
子供は
「A君が入っている〇〇FCがいい。A君と一緒がいい。」
でも親から見ると、
「指導方針は△△SCの方が良さそう。」
とか、
「うちの子、試合に興味はなさそう。とりあえずボール蹴れればいいみたいだから、スクールでもいいかも。預けるだけだから親の負担もないし。」
または、
「この月謝だとさすがに厳しいな・・・」
という家庭もあります。
そういったときに親の導きがとても大切です。
指導方針や家計面などを考慮したとき、決して「子供の気持ち第一」とはいきません。
ですので、しっかり無料体験をして、知り合いから情報を集めて、親子で話し合うことをおすすめします。
できれば練習試合も見に行ってほしいです。練習とはまた違う雰囲気なので、「練習無料体験」では得られなかった発見があるはずです。
チームを変えることは簡単ですが、移籍するうえでの負担や手間があることも事実です。
まとめ
- お子さん目線、親御さん目線、総合的に考えてじっくり判断しよう。
- お子さんの意見、家庭のライフスタイル、経済面、を踏まえて話し合おう。
- お子さんの意思が乏しい場合は、親御さんが丁寧に導いてあげてください。
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