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【サッカー】審判4級ライセンスの取得手順を紹介 審判デビューまでの完全ロードマップ

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refereeサッカーの審判4級ライセンスの取得を考えている人、取得しようとしている人はたくさんいらっしゃると思います。

  • 大学サークルや社会人チームに所属していて審判員が必要
  • 子供が所属しているサッカーチームから、審判ライセンス取得をお願いされた
  • 審判活動に興味があり、審判員として活躍したい

 

しかし・・・

サッカーの審判ライセンスは、どうやって取得するのだろうか・・・

 

と足踏みしている人も少なからずいるでしょう。

 

かくいう私もその1人でした。

ライド
小学生の息子が所属しているサッカーチームから審判ライセンス取得をお願いされました。
しかし、取得方法がさっぱりわかりませんでした。
ネットで調べたり、知人に聞いて取得しましたが、テンヤワンヤでした

 

でも安心してください。

以下の流れで簡単に取得できます。

  1. 審判講習会に申し込む
  2. 受講(1日)
  3. 審判4級ライセンス取得

 

ということで、今回は審判4級の取得手順をご案内します。

私が実際に審判4級を取得した経験をもとに、「どうしたらいいのかわからない」と困っている方にむけて書いた記事ですので、審判ライセンスの取得手順が明確になり、審判デビューまでスムーズに進むことができます。

 

さらには、審判ライセンスの取得手順だけでなく、用具の準備や上達方法と心得も書きしるしております。

 

最後まで読んでい頂ければ、審判デビューまでの準備と心構えがしっかりできるようになり、「早く審判やりたい!」とワクワクしてくること間違いなしです。

それではさっそくみていきましょう!

この記事を書いた人

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  • 当ブログの運営者:ライド
  • サッカー指導者D級ライセンス
  • サッカー審判3級
  • 審判として年間50試合以上を担当(小学生から社会人まで)

サッカー審判4級ライセンスの取得手順

room

JFA IDを取得

JFA(日本サッカー協会)に登録し、「JFA ID」を取得しましょう。

登録をしないと、審判講習を受けられません。

 

なんかめんどいな~、と思うかもしれませんが、
必要事項を入力するだけで、サクッと終わりますので、チャチャッといきましょう。

 

 

登録のステップ

まずは、JFA-IDログインページを開きます。

そして、青いボタン「JFA IDの新規登録」をクリックします。

jfa-id

 

 

 

基本情報の入力画面に変わりますので、名前や住所、メールアドレスなどを入力して、画面の指示にしたがって進んでいけば、IDを取得できます。

特に難しいことはありませんのでササっと済ませちゃいましょう。

 

jfa-id-step

 

 

 

 

審判4級新規認定講習会に申し込む

講習会の予定をチェック

IDとパスワードが取得できたら、JFA-IDログインページからログインしましょう。

ログインボタンをクリックするとこの画面になるので、赤枠のところ、「JFA KICKOFF」をクリックします。

 

jfa-id-login

 

そして、下の画面のように、左サイドバーに、「審判」のボタンがあります。

クリックするとメニューがプルダウンして表示されますので、
「講習会・研修会」をクリックします。

するとさらにメニューが表示されますので、「講習会・研修会申し込み」をクリックします。

 

そうすると、画面の右側に、検索画面が現れます。
主催協会の選択(東京に住んでいる人なら「東京都サッカー協会」)をして、

講習会・研修会区分の項目で「新規講習会」を選択します。

そして「検索ボタン」をクリックします。

 

referee-kousyu

そうすると、大きい赤枠のところに、講習会の予定が結果表示されます。
無い場合は「検索が0件~」と表示されます。

 

受けられる講習会が見つかったら、その講習会をクリックして、申し込みが完了するまで画面の指示にしたがってください。

受講料の支払い手続きまでありますので、「申し込み完了」が表示されるまでやりきりましょう。

 

詳しい申し込み手順はJFAサイトの審判登録制度に掲載されている資料でも確認できます。

 

受講料

料金は都道府県の各協会によって異なる可能性がありますが、8000円前後かかります。

 

所属チームから案内が来る場合もある

審判4級の講習は市区町村単位のサッカー協会が主催するケースが多いです。

ですので、お子さんがサッカーチームに所属している場合は、チームから講習案内をもらえる場合があります。

 

私の場合は、チームの監督さんから講習案内を頂いて、KICKOFFから申し込みました。

 

自分でも調べたいという人は、お住まいの市区町村のサッカー協会のホームページもチェックしてみるといいでしょう。

 

協会にもよりますが、だいたい1年に2~3回のペースで開催されております。

 

 

講習会に出席

classroom

講習のプログラムは各協会によって若干異なりますが、
私の実体験や知人の話によると、おおかた3パターンです。

  1. オンライン形式(半日)
  2. 会場での授業形式:座学のみ(1日)
  3. 会場での授業形式:座学+実技(1日)

オンライン形式はコロナ禍での対応策かもしれませんので、詳細は各協会の開催要項を御確認ください。

 

 

そして講習後にテストがあります。

「テストか~」と不安になりますが、大丈夫です。

普通に講義を聴いていれば、十分回答できる内容ですし、おそらく落ちる人はいないでしょう。

 

 

 

審判用具の準備

審判用具

 

講習会に合格して、晴れてライセンスを取得できたら、審判用具を準備しましょう。

試合会場や所属チームから借りれるのは副審用のフラッグぐらいだと思いますので、審判服やホイッスルなどの用具は基本的に自分で準備しましょう。

 

多少お金はかかりますが、用具の準備を始めると、これから審判デビューする実感がわいてきます。

それに、用具をそろえるって、どんなことでも楽しいしワクワクしますよね。

 

 

協会から送られてくるもの

私が覚えている限りですが。

  1. レフェリーワッペン
  2. ルールブック
  3. レフェリーノート

レフェリーワッペン

審判をするうえで、ワッペンは必須ですので、自分で用意した審判服にくっつけておきましょう。

 

レフェリーノート

3級昇格も視野に入れている人は、審判担当した試合を審判ダイアリーに記録しておきましょう。

3級昇格には一定の試合数の審判実績が必要で、レフェリーノートに書き留めておくことが必要です。

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自分で準備するもの

自身で購入すべきものはこちらの記事で紹介しておりますので、是非参考にしてください。

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完全網羅! サッカー審判の初心者が必ずそろえるべき用具16選 

続きを見る

 

 

審判デビュー

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審判4級を取得し、用具をそろえたら、いよいよ審判デビューです。

 

紅白戦や練習試合から始めましょう

まずは、所属チームの紅白戦や練習試合から取り組んでいきましょう。

チームによっては、いきなり公式戦を任せてしまうチームがありますが、心配な人は紅白戦から慣らしていきましょう。

 

ちなみに私は息子の所属チームに審判できる人が少なくて、いきなり公式戦でした。

いずれにしましても積極的に審判をやることが上達への近道です。

 

 

審判の心得とレベルアップ

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審判4級を取得したのですから、せっかくなら上達したいし、信頼される審判になりたいですよね。

ここでは、私の経験から得た、審判活動における心構え、レベルアップするために必要なことを紹介します。

 

審判をするための心得

自信をもつ

まず大事なことは、自信をもつことです。

取得したばかりで自信なんてないよ
と思うかもしれません。

 

しかし、たった2つの行動を心がければ、自信をもっている雰囲気を出すことができます。

 

しっかりと笛を吹く

「なんだ、そんなことか」と思いますよね。
しかし、他の審判を見ていると、ときどき笛の音が頼りない人を見かけます。

 

笛が頼りない人はシャボン玉をとばすように「フ~~」と優しく吹いています。

しかし、かっこいい吹き方は、しっかり唇を閉じて、勢いよく「ピッ!」と鳴らします。

そして、長い笛も、「ピー・・・」と吹き終わりを尻すぼみせず、「ピーッ!」という具合でビシッと止めます。

 

頼りない笛は、選手たちに不信感を与えますので、経験が浅くても、自信をもって笛は吹きましょう。

 

soccer

シグナルの手をまっすぐ伸ばす

自信のない人は、手でシグナルを示すとき、ひじが曲がっていたり、指先が曲がっています。

しかし、腕や指先を、ピーンと伸ばすだけで、すごくかっこよく、そして頼もしく見えるのです。

選手たちも「しっかり見てくれてる」と安心します。

 

 

恥をかいてなんぼ

最初のうちは、「ミスや誤審はあたりまえ」と考えてください。

 

人が判断するので、ミスは誰にだってあります。

Jリーグの審判ですら誤審をします。

 

もちろん判定を間違えたら選手やベンチサイドから文句を言われることもあるでしょう。

でもそれはみんな同じです。

 

ミスをしたら、しっかり分析・反省して次に生かせばいいのです。

そのミスはやがて笑い話になります。

そうやって少しずつ上達していきます。

 

「恥をかいてなんぼ」の世界ですので、ミスすらも楽しんでやりましょう。

 

 

アドバイスをもらう

自チームの練習試合や紅白戦で審判をしたら、監督やコーチにアドバイスを積極的にもらいましょう

自分では「うまくできた!」と思っても、けっこう修正点はあるものです。

 

公式戦ですと他チームの人と審判を組むこともあります。

自チームの人が気づかなかったことを指摘してくれる人もいますので、他チームの人からも積極的にアドバイスをもらってください。

 

指摘は快くに受けれ入れて、次につなげましょう。

advice

 

レベルアップするために

審判スキルをレベルアップさせるためには、いくつかコツがあります。

これから紹介することを実践すれば、メキメキ上達しますのでぜひ実践してください。

 

積極的に活動する

自チームでの試合があるときは、積極的に審判をしましょう。

とにかく場数がを踏むことです。

 

いくら一生懸命ルールブックを読み込んでも、フィールドに立たなければ上達しません。

なにごともインプットとアウトプットのバランスが大事です。

 

実戦のなかで、
「うまくできた」
「あれ、この場合はどうするんだっけ」
と感じることが上達するポイントです。

 

試合を振り返る

審判を担当した試合を振り返りましょう。

 

参考

  • スローインのとき腕を上げる(シグナルの)方向を間違えた(差し違え)
  • ファウルがあったように見えたけど、自信がなくて流してしまった
  • オフサイドを見逃してしまった

 

いろいろ思い浮かぶと思います。

どうすればよかったのか、他の人にアドバイスをもらうべきか、
気になったこと、不安なことはひとつひとつ解決していきましょう。

そうすると引き出しが多くなり、頼もしい審判になっていきます

 

 

動画を見て勉強する

ルールブックを読むだけが勉強ではありません。

YouTubeで、Jリーグジャッジリプレイというコンテンツがあります。
Jリーグの試合におけるレフェリングを振り返る動画です。

 

主審の判断は正しかったのか。
他の選択はあったのか。
自分の意見と照らし合わせて見ると効果的です。

 

審判ライセンス取得により変化すること

whistle

審判は、みなさんあまりやりたがりません。

  • 文句を言われる
  • 疲れる
  • つまらない

いろいろあると思いますが、だからこそ、審判ライセンスを取得すると自分自身やまわりの環境が変化してきます。

 

頼りになる存在へ

練習試合で相手チームにばかり審判をやってもらうわけにはいきません。

公式戦では自チームから審判員を出させなくてはなりません。

 

そうなると審判ライセンスを持っている人は頼りになる存在です。

チームには欠かせない存在です。

 

「おおげさだなー」と思うかもしれません。

でも私は、試合のたびに保護者の方からお礼を言ってもらえます。

頼りされることは、とてもうれしいと改めて思いますし、やりがいを感じます。

 

みんながやりたがらない仕事をやっているのですから、胸をはって審判活動をしてください。

 

 

視野が広がる・変わる

子供の試合、テレビ中継、もしくは生観戦、どの試合においても、これまで選手中心に見ていたのが、審判目線でも観れるようになり、観戦が楽しくなります。

審判目線とは、

  • ファウルの見極め
  • 警告・退場の妥当性
  • アドバンテージ
  • オフサイドの見極め
  • ドロップボールの再開
  • 審判が走るコースや位置取り

他にもありますが、このような視点で試合を観ることができます。

 

自チームの監督さんや、他チームの審判員さんから意見を求められることもきっとあると思いますよ。

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JFAからの無料招待

変化というよりメリットですが、日本サッカー協会から定期的にJリーグの試合やユース年代の公式戦への無料招待の案内がメールできます。

参加は自由ですが、観戦が好きな方にはとてもメリットがあるでしょう。

 

私は観戦が好きなので、無料招待が届いたときにはなるべくいくようにしています。

指導者目線や、審判目線で試合を観戦すると、普段とはまた違う目線で試合の流れをみることができます。

 

 

 

3級への昇級を目指そう

running

 

 

審判ライセンスは4級から始まり、3級、2級と上がっていきます。

せっかくなら3級取得を目指して頑張ってみましょう。

取得して終わりではなく、上を目指した方が絶対楽しいんですよね。

 

そして3級にあがると、ワッペンの色がに変わります。

4級に比べ3級審判員の数は本当に少ないので、3級ワッペン(青)を付けていると一目置かれる存在となります。

 

ちなみに3級へ昇級するには試験があります。

都道府県によって、実績の評価、審査方法が違いますので、お住まいのサッカー協会のホームページを見てみましょう。

 

3級取得を視野にいれている方はこちらもどうぞ。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ライセンス取得から実戦デビューまで、さらには取得後の活動イメージがふくらみましたね。

記事のまとめ

  • ライセンス取得はしっかり受講すれ取得できます
  • 道具の準備をしよう
  • 場数をふんでレベルアップしよう
  • せっかくなら昇級を目指そう

 

審判活動も「楽(ラク)」ではありませんが、とてもやりがいがあって「楽しい」です。
みなさんのサッカーライフが今まで以上に充実したものになるように願っております。

えらそうな感じで記事を書かせて頂きましたが、私もみなさんと同様にまだまだ勉強中です。

みなさんに負けないように私も頑張ります。
それではまた!

 

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