リモートワークが増えてきた今日この頃ですが、出勤や通学している人はまだまだ多いと思います。
その出勤や通学に使う定期券ですが、普段何気なく買っいると思いますが、それって実は損しているかもしれません。
理由は私のケースで紹介します。
私の会社の最寄り駅は、東京メトロのとある駅です。
それにともない、営業職の社員はなるべく東京メトロを使って営業するようしており、東京メトロの全線定期を購入しています。
要するに、通勤定期代と営業交通費を兼ねているわけですね。
都内の営業まわりに欠かせない電車、月単位でかなり乗りますので、全線定期はとても便利です。
でもあるとき、東京メトロには24時間券というものがある、ということを知りました。
金額は1枚600円。
全線定期を持っている身としては、最初はなんとも思いませんでしたが、
ふとしたとき「24時間券の方が得ではないか?」と思いました。
そんなわけでは、今回の記事は全線定期と24時間券、どっちがお得なのか検証してみました。
それではさっそく見ていきましょう。
価格
東京メトロ全線定期
1ヶ月 17,300円で乗り放題です。
東京メトロ24時間券
600円で24時間乗り放題です。
注目すべきは、始発から終電までではありません。
24時間券という名のとおり、改札を通した時刻から、翌日の同時刻まで有効です。
例えば、購入した日、電車に乗るため午前9時に改札を通った場合、
翌日の午前9時までに、電車に乗るときに改札を通ればOKです。
電車を降りて、改札を出る期限が午前9時ではありません。
ですので、午前9時に改札を通れば、電車を降りて改札を出るのが午前10時になってもOKです。
「乗車中に24時間過ぎちゃった、どうしよう・・・」
ということはありません。
比較してみると・・・
それでは前述した価格をもとに比較します。
土日祝日が休みの人の1ヶ月の出勤を22日と仮定します。
全線定期 17,300円
24時間券の場合、600円 × 22日分 = 13,200円
定期券の人は、4,100円 損しています。
しかし、土日や祝日もお出かけするからメトロにバンバン乗ります、というひとはあまり参考になりません。
600円×30日=18,000 となり、あまり全線定期と変わらないからです。
さらにお得
冒頭で述べた通り、この24時間券はまさに24時間有効なんです。
つまり、朝買って、その日の運行だけではなく、次の日の同時刻まで有効なんです。
要するに、朝7時に買ったら、翌日の朝7時まで有効です。
何が言いたいかと言うと、
出勤時に購入し 7:00 に改札を通る
(有効期限は翌日の7:00です)
↓
翌日の出勤、7:00前に電車に乗る(改札を通る)
↓
次回24時間券を買う時間を遅らせることができる。
例えば、次のメトロ乗車が例えばお昼の12時だとすると、5時間遅らせることができます。
こうすることで、毎日少しずつ買う時間帯がずれて行き、
結果的に22回買うより、1~2枚は購入する回数が少なくなります。
つまり、価格の単純比較で算出した4,100円よりもっとお得になる可能性があるということです。
手間ではないのか?
そこで気になった人がいるかもしれません。
それって毎日買わないといけないじゃん・・・・。
安心してください。
前売り券として事前に買えるので、私は20枚程度まとめて購入しちゃいます。
有効期限は半年なのでまとめ買いしても問題ありません。
もちろん、切符売り場でも購入できますので、手間じゃない人は毎日購入してもOKです。
前売り券は定期券売り場 で購入できます。
ここが気になる
仮に前売り券をまとめて購入すると定期入れやお財布が少々かさばるかもしれません。
あと、定期券売り場に行かないとまとめ買いはできません。
若干面倒かもしれませんが、全線定期との差額を考えるとたいしたことではありません。
まとめ
ということで今回は東京メトロ全線定期で「損しているかもしれない」人に向けた記事でした。
東京メトロの全線定期を使っている人はすぐに見直してください。
1ヶ月 4,100円
1年で 49,200円 の差が出ます。
これはでかいです!!!
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