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家の建て替え前にこれだけは知っておきたい! 解体準備の完全ガイド

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マイホーム購入は人生で大きな大きな買い物であり、イベントです。

なかには、建て替えを検討している方もいるはずです。

 

建て替えの場合、解体→新築という流れですが、解体といっても、

事前にやるべきことがあるんだよね?

いったい何をどうすればいいんだろう?

と悩んでいる方もいるでしょう。

 

解体前の事前準備は、当然ながら建築会社や解体業者に説明してもらえますが、意外と「え!そんなこともあるの?」という事がちらほらありました。

このブログでは、実家を建て替えてマイホームを購入をした私の実体験をもとにした「建て替え前にこれだけは知っておいてほしい」ことをご紹介します。

私のリアル体験をお届けできるので、みなさんの参考になりますし、前情報を頭に入れて、あたふたせずに建築会社や解体業者と打ち合わせすることができます。

 

家財の処分、引っ越し、トラブル対策など、「そんなの知っているよ」ということから、「それは気付かなかった」ということまで、具体的にお伝えします。

この記事を最後までお読みいただき、ぜひ「ぬかりない建て替え準備」としてください。

それでは見ていきましょう。

建て替え前の打ち合わせ

商談

まずは家の建て替え前の打ち合わせです。

施主(あなた)、解体業者さん、建築会社さん、この3者で打ち合わせをすることが多いはずです。

日程の確認、家の境界線の確認、どこまで壊すのか、壊してはいけないもの、近隣の挨拶はどこまでやるか、など細かく話し合います。

 

家の外周

どこまで解体するか、しっかり確認しましょう。

公図などを見て、お隣さんの家との境界線など確認しながら、どこまで解体するか、残しておきたいものなどを確認していきます。

※公図は、土地の形状や地番、道路や水路、隣接地との位置関係がわかる図です。

建築会社さんが法務局で取得してくれます。

 

家の中

基本的なルールとして

「家を逆さまにしても何も転がったり、こぼれおちたりしない状態にする」

と言われています。

しかし、気前のいい解体業者さんですと、「木製のタンスやテーブルぐらいなら残していいよ」と言ってくれたりします。

捨てる予定の家具などがあれば、残していいかダメ元で聞いてみましょう。

 

 

建て替え前にやっておくべきこと

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電気の停止と撤去

電気の停止は施主の仕事です。

電力会社へ連絡し、電気の停止・撤去作業を依頼します。

注意すべきは「建物の解体工事をするため」ということをしっかり伝えることです。

そうしないと「解約」となってしまい、新築に入居したときに再度申し込みをしなてくはなりません。

 

ガスの停止と撤去

電気と同じように、ガスの停止・撤去もしておきます。

ガス会社さんにガスの停止・撤去作業をしてもらいましょう。

ガスの場合も電気と同じで、「解体工事」の旨を伝えましょう。

また、都市ガスの場合は、「地境撤去(ぢざかいてっきょ)をお願いします」ということを伝えておきます。

 

有線、CATV、アンテナの撤去

ケーブルテレビやインターネットで線を引き込んでいる人も多いと思います。

それらの契約会社へ連絡して撤去を依頼しましょう。

私はネットの他に衛星放送を契約していたので、そのアンテナを自分で外しました。

注意点としては、連絡してから撤去までの時間がかかる場合があるので、解体工事予定日の2~3週間前など、余裕をみて依頼してください。

 

水道の手続き

水道の「停止・撤去」は不要です。

なぜかというと、解体工事中や新築工事中も職人さんが水道水を作業用に使うからです。

 

打ち合わせの際に、解体工事中の水道代金について、解体業者さんや建築会社さんと確認しましょう。

施主(あなた)が負担するのか、業者さんが負担するのか、どちらかです。

 

解体工事中、新築工事中の水道代金を業者さんが負担してくれる場合は、解体予定日を確認し水道局へ連絡してください。

そして「解体工事前までの料金を精算してください」と伝えましょう。

 

そうすることで、

解体工事開始直前までの水道代金:あなたの負担

解体工事中及び新築工事中の水道代金:各業者さんの負担

新築入居日以降:あなたの負担

という流れになります。

 

近隣の挨拶

建て替えは引っ越しではないので、今後もご近所さんとのお付き合いが続きます。

良いお付き合いにするために、必ず挨拶まわりはしておきましょう。

いきなり解体工事が始まって騒音を聞かされてもご近所さんはいい気分ではありません。

「申し訳ありません、しばらく騒がしくなりますがよろしくお願い致します。」という意味も込めて挨拶回りは必須です。

可能なら解体業者さんや建築会社さんと一緒に回った方がベターです。

 

 

不要品の撤去と処分

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普通ゴミ

通常のごみ出しで処分できるものは処分しましょう。

 

粗大ごみ

テーブル、タンス、サイドボード、ソファーなどの粗大ゴミは業者に引き取ってもらいましょう。

各自治体で異なりますが、回収業者に事前連絡を入れると引き取りに来てくれます。

※回収シールが必要になります。(コンビニなどで売っています。)

回収シールの購入方法はこちら

 

産業廃棄物

エアコン、冷蔵庫、テレビなどです。これらも回収業者に依頼する必要があります。

 

その他

庭に植木や樹木、池などある場合は、解体業者さんに、一緒に処分してもらえるか相談しましょう。

解体業者さんがやってくれない場合は専門業者さんにお願いしましょう。

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捨てられないもの

捨てたくないけど、保管に困るものはレンタル倉庫なども検討しましょう。

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解体工事における注意点

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解体工事費用の確認

解体工事費用は、必ず詳細を確認しましょう。

  • 工事範囲
  • 処分範囲
  • 見積に含まれているもの
  • 見積に含まれていないもの

しっかり確認しましょう。

 

ガラが出てきた場合

これは私の実体験です。

解体工事が終盤になったところで、地中からガラ(コンクリートの破片や塊)が出てきました。

ガラとは

コンクリートの破片や塊です。

過去に建て替えをしたことがある土地では、過去の解体工事で解体されたコンクリートなどを地中に埋めてしまうことがよくあるそうです。

そして解体工事では、基礎工事のために地中を掘る作業が発生します。

その掘削作業のときに過去に埋められたガラが地中から出てくることが良くあるそうです。

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解体工事の見積には、ガラ処分が別途になっており、「追加で料金が発生する」と言われました。

予算がギリギリだったので、かなり焦りました。

ガラ処分は量に比例するそうです。

ガラが多い場合はトラック数台分にも及ぶこともあるそうです。

 

私の場合は量が少なかったこともあり、どうにか予算内で帳尻を合わせてもらいましたが、この件で一つ勉強になりました。

これから解体を依頼する人は、ガラ処分費も概算で見積に入れてもらって、費用の準備をしておいた方が良いと思います。

ガラが出なければ、それはそれでOKなので。

ガラ処分の詳細はこちら

 

思いのほか費用がかさむ

解体費用は思いのほか費用がさみます。

  • 不用品の処分
  • 仮住まいの準備や引っ越し
  • 解体工事現場から出るガラ処分
  • 近所に配る粗品
  • 地鎮祭の費用

不安な人は普段の生活から節約してできるだけ予算を多くみておきましょう。

 

解体工事の依頼方法

建設現場の監督 解体工事の依頼方法は主に二つです。

  1. 建築を依頼する工務店や建設会社に依頼する
  2. 自分で解体業者を探す

このどちらかになります。

ちなみに私は建築を依頼した建築会社に頼んで請求をまとめてもらいました。

 

【解体工事110番】は最適な解体業者を紹介してくれますので参考にしてみてください。

 

まとめ

以上、私の経験をもとに「家の建て替え前にやっておくべきこと」を紹介しました。

建て替え前にやるべきこと

  • 打ち合わせ
  • インフラ(電気や水道など)の停止
  • 不用品の撤去
  • 近隣へのあいさつ

 

以上に加えて大事なことも最後にまとめます。

  • スケジュールには余裕をもつ
  • 見積は複数社にとる
  • わからないこと、気になることは必ず業者さんに質問する
  • 見積の範囲、別途事項を確認する
  • ガラが出てくることを想定して予算を組む

最後になりますが、みなさんの気持ちいい新居生活が送れますようにお祈り致します。

 

 

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