プログラミングスクールはそれなりにお金がかかります。
興味はあるけど、実際のところどうなの?
迷っている人は多いかもしれません。
確かに、前情報をいくら取集しても、実際に受講しないと分からないことが多いですね。
そして、その一歩を踏み出すには勇気が必要です。
私もその一人です。
ということで、今回の記事は、私が受講したTechAcademy [テックアカデミー]
のフロントエンドコースについて、ありのままをお伝えします。
どのスクールにしようか悩んでいる人にとって、是非参考になれば幸いです。
個人的な意見ですが、
プログラミングの基礎知識、
考え方、
受講後のイメージ、
など、得るものがたくさんあり、「やってよかった!」と素直に思いました。
それではさっそく見ていきましょう!
テックアカデミーってどんなスクール?
完全オンライン
テックアカデミーは、オンラインで完結します。
完全オンラインだと継続できるか心配かもしれません。
しかし、週に2回、現役エンジニアであるメンターさんと、
メンタリング(いわゆるリモート面談)があります。
そこでわからないことを質問したり、勉強の進捗具合を確認したり、目標設定したり、2人3脚でやることでモチベーション低下や挫折を防ぐことができます。
メンタリング以外のときは、Slack(チャットアプリ)で質問することができて、疑問点などはすぐに解決できます。
コースが豊富
私がざっと数えても30個近くのコースがあるのではないでしょうか。
私はフロントエンドコースを受講しましたが、
迷っているひとは、
無料体験、
説明会動画、
おすすめコース診断
などありますので、是非活用してみてください。
期間を選べる
受講期間を選ぶことができます。
4週間・8週間・12週間・16週間の4つです。
私は12週間を選びました。
平日は3~4時間の勉強、
土日はあまりやらず
(家族サービスがあるので)
という具合で、少し余裕があるぐらいでした。
毎日勉強時間を確保できるという方は、4週間あるいは8週間を選んで大丈夫だと思います。
16週間はおすすめできません。
間延びしすぎて飽きちゃいます。
メンタリング
基本的には自分でどんどんカリキュラムを進めていく形です。
そして週2回メンターさんとメンタリング(リモート面談)があります。
そこでわからないことを質問したり、アドバイスをもらったり、カリキュラムの進捗具合を確認したり、という具合です。
メリット
肌で感じたメリットを紹介します。
質問に対するレスポンスが速い!
「Slack」というチャットツールを使用するのですが、その返信がすこぶる速いです。
おそらく1分かかるか、かからないぐらいで返信が来ます。
これなら学習がスムーズに進みます。
その都度回答してくれるメンターさんは異なるのですが、返信が速いと安心できます。
対応時刻は15時~23時となっていますので注意しましょう!
メンターは現役エンジニアでハイレベルな人たち
テックアカデミーのメンターはバリバリの現役エンジニアです。
私を担当してくれたメンターさんはフリーランス歴7年以上のベテランさんでした。
開発現場の情報や、カリキュラムに載っていない勉強方法などたくさんの情報を頂きました。
(どうやらメンターさんによって当たりはずれがあるらしいのですが・・・・)
メンタリングのおかげでモチベーション低下を防げる
メンタリングは、週2回30分ほどです、
進捗チェック、不明点の質問、次回のメンタリングまでの目標設定など話し合います。
わからないことはどんどん聞けるし、エンジニアとしての心得や考え方など貴重な意見も聞くことができます。
基本楽しくメンタリングできますので、「次回も楽しみ」という感じで進めることができます。
※ちなみにメンターは変えることができます。
自由な時間、好きな場所で勉強できる
オンラインで完結しますので、どこかに通う必要はありませんし、やりたいときに勉強できます。
なまけそうな心配がある人も、メンタリングがあるので大丈夫です。
※メンタリング日時の変更は可能です。
実践的な開発環境で勉強できる
プログラミング自体は AWSのCloud9 というサービスを使います。
クラウドサービスなので、自分が打ちこんだプログラミングコードをメンターさんと共有でき具体的かつ明確なアドバイスをもらうことができます。
受講終了後も教材を閲覧できる
テックアカデミーの教材は卒業後、いつでも閲覧できます。
ここはどうするんだっけ? と思ったときに閲覧できるのはありがたいです。
卒業後の閲覧が不可のスクールもあるみたいです。
デメリット
メリットもあれば当然デメリットもありますので紹介します。
教材が微妙なところも・・・
教材は正直、文字が多くて、わかりやすい、という印象ではありません。
もう少し動画やイラストなどが多ければいいかな、と思いました。
それが「テックアカデミーは難しい」という口コミがある理由かな、と自分なりに思います。
ただ、メンターさんがしっかりサポートしてくれるので、それで補完している印象です。
チャットサポートの時間帯
Slackのサポートが15時~23時と決まっております。
ですので午前中勉強したい人にとっては、ストレスかもしれません。
疑問を解決しないと次に進めませんので。
メンターの当たりはずれがある
私は良いメンターさんに担当してもらいましたが、口コミでは「はずれ」だった人もいるようです。
入会後の学習の進め方
- アプリのインストールやツールの設定
- カリキュラムを進める
- 課題提出
1は学習前の準備ですので、それが終われば2と3の繰り返しとなります。
あと、申し込みをすると、カリキュラムが閲覧可能になります。
受講開始日までに予習はどんどん進めておきましょう。
受講期間内に全カリキュラムが終わらない、という最悪な状態にならないように。
テックアカデミーを検討している方へ
アドバイスをいくつか紹介させてください。
メンタリングは上手に、そして有効的に
1回のメンタリングは30分で、あっという間です。
質問や聞きたいことは、事前にまとめておきましょう。
そして些細なことでもいいので、どんなことでも質問しましょう。
Slackでは些細なことでも質問しよう
Slackでのレスポンスはとにかく速いです。
気になることがあればすぐに聞いちゃいましょう。
「こんなこともわかってないのかー」って思われる心配はありません。
メンターさんはみんな、「わからなくて当然です」というスタンスで丁寧に教えてくれませので安心してください。
プロに教えてもらうためにお金を払ってるんですから、堂々と質問しましょう。
それと、自分でも調べることも忘れないでください。考える力がつきますからね。
カリキュラムはどんどん進めましょう
受講期間に余裕がある場合でも、進められるなら、どんどんカリキュラムは進めましょう。
速く終われば、メンタリングでもいろいろな情報をもらえますし、カリキュラムに書いていないことやちょっとした課題も用意してもらえます。
卒業したからといってプログラミングができるようになるわけではない
プロのエンジニアのスキルを10とすると、テックアカデミーを卒業した時点のスキルは1~2ぐらいです。
大事なのは卒業後の基礎学習とアウトプットです。
転職をしてスキルと経験を磨くのもありですし、副業する人は小さな案件をコツコツを積み重ねて経験を積むことで、成長していきます。
ですので、テックアカデミー卒業していきなりフリーランス、というには無理があるかもしれません。
そしておすすめもできません。
入会前のProgateは必須
テックアカデミーの料金は、業界では安いかもしれませんが、自己投資として払うお金としては決して安くないと思っています。
ですので、テックアカデミーを検討している方は、「そもそもプログラミングって楽しいのかな?」という原点に戻ってみてはいかがでしょうか。
それを体験できるのが、プログラミングのオンライン学習サービスの Progate です。
一部無料ですし、有料会員になっても 1ヶ月1,078円です。
このサービスを経験し、面白い、もっとやりたい、と感じたらテックアカデミーへ、という流れでも遅くはありません。
正直、Progateで挫折をする人はなおさらテックアカデミー、というかプログラミング自体をあきらめた方がいいです。
それぐらいこのProgateはわかりやすく、モチベーションが上がる楽しいコンテンツになっていると思います。
実際に私も「Progate → テックアカデミー」でしたが、Progateで知識をつけて テックアカデミーの教材に取り組んだので、とてもスムーズでした。
結果、受講期間に余裕ができました。
-
【プロゲート攻略】「さわり」で終わらせない! プログラミングの基礎知識をしっかり身に着ける方法!
続きを見る
まとめ
☆料金(フロントエンドコース)
プランの長さによりますが。
社会人:174,900円~339,900円
学生:163,900円~262,900円
☆メリット
- 時間や場所を問わず勉強できる
- 質問の回答がめちゃくちゃ速い
- メンターが現役エンジニアで安心
- メンタリングで2人3脚
- 受講終了後もカリキュラムをいつでも閲覧できる
☆デメリット
- カリキュラムにおいてイラストやアニメーションが少ない。
- チャットサポートの時間帯が15~23時
- メンターさんは当たりはずれがある(らしい)(私は当たりでした)
☆総合
さまざまな批評がありますが、個人的には満足しております。
「高いお金を出してカリキュラムがそれじゃ・・。」と思う方もいるかもしれませんが、
TechAcademy [テックアカデミー]
の強みは 万全なサポート です。
- 現場サイドの情報
- プログラミングにおける思考を養う
- 的確なアドバイス
これらにはカリキュラム以上に学びがあります。
受講期間に余裕があれば、メンターさん個人から、ためになる課題をもらえます。
以上のことから、意欲のある方はどんどん知識を吸収できるスクールだと言えます。
是非御検討ください。