
どれでも同じじゃないの?
いろいろメーカーがあるけど、どう決めていいかわからないよ。
このように、迷ってる人はいませんか?
特に、サッカーをこれから始める、もしくは始めたばかりの小学生やパパママは悩みますよね。
そりゃそうです。
いくつものメーカーがあり、色とりどりのデザイン、そして機能性、迷わないわけがありません。
私も小学校2年からサッカーを始めてかれこれ30年ほど経ちますが、サッカーを始めたころはデザイン重視で選んだり、中学生になったらフィット感で選んだり、成長するにつれて選定基準が変わってきました。
しかし、結論から言うと、自分に足にフィットするメーカーは実際に履いてみないとわかりませんので、繰り返し購入してたくさんのメーカーに触れることで、だんだんと自分の足に合うメーカーがわかってきます。
でもそれだとこの記事がここで終了してしまいます。
サッカーシューズを選ぶときは、なにもメーカー選びだけが重要なのではありません。
そこで今回は購入するときにきをつけてほしいポイントをまとめてみました。
ポイント
伝えたいポイントは4つです。
用途やサイズ
メーカーの特徴
購入時のポイント
購入後のアドバイス
最後まで読んでいただけると、シューズ選びの視野がぐーんと広がります。
それではさっそく見ていきましょう。
種類と用途
ひとことでサッカーシューズと言っても、使用場所によって違いがあります。
下の表にまとめてみました。
トレーニングシューズ | スパイク | 室内用 | |
靴底 | ![]() | ![]() | ![]() |
使用場所 | 基本的にどこでも可 | 土や芝 | 体育館などの室内 |
補足 | 雨でぬかるんだグランドでは動きづらい | 学校の校庭など使用禁止の場所もあるなので注意が必要です |
本記事はトレーニングシューズ編ですので、それに沿って御紹介致します。
スパイクについては小学生高学年あたりから履き始める子が多いと思いますが、詳細はまた別記事で紹介したいと思います。
話を戻しますね。
矛盾してるようですけど、最初は素直にデザイン基準でOKです。
どうせ履くならカッコいい、気に入ったデザインのシューズを履きたいですよね。
私もそうでした。
数千円のお金出して買うんです。まずはメーカーを問わず気に入ったもの選びましょう。
そしておおざっぱでいいので、メーカーの特徴を知っておきましょう。
そうするとデザインで迷った時、次なる選択肢の基準になるからです。
もちろん逆でもいいです。
先にメーカーを絞って、その中からデザインを選ぶのもOKです。
メーカーの特徴
感じ方に個人差がありますが、各メーカーの特徴を簡単に抑えていきましょう。
ナイキ
アメリカのメーカーです。カラフルでデザインが豊富です。
縫い目が少ないのが特徴で、加速力や機敏さを追求したつくりが多いです。
アディダス
ドイツのメーカーです。
機能性に優れており、世界中のプロサッカー選手に愛用されています。
プーマ
ドイツのメーカーです。(アディダスと兄弟です)
比較的リーズナブルものが多いのが特徴です。フィット感もいいです。
私はずっとプーマを愛用しています。(ちなみにキングカズもです)
ミズノ
誰もが知る日本のメーカーです。ワイドな造りですので、足が幅広の人におすすめです。
ボールを蹴った時の感触が足に直接伝わりやいです。
また、日本人に好まれる理由として、幅広・甲高の足にフィットしやすい造りになっている点があげられます。
アンブロ
『ACCERATOR』シリーズは有名で、多くのガンバ大阪の遠藤選手をはじめ、多くのプロ選手が履いています。
他のメーカーのような派手さは無いですが、プレースタイルにとらわれないフィット感があります。
アシックス
言わずと知れた日本のメーカーです。
ランニングシューズのイメージが強い人もいるかもしれませんが、その強みを生かしていることもあり、日本人の足に合うように作られています。
多くの方がジャストフィットする感覚になります。
その他
ニューバランス、ヒュンメル、ディアドラなどいろいろありますので気になったらとにかく履いてみましょう。
マジック or くつひも
低学年はマジックもあり
小学生低学年ですと、まだヒモを結べないお子さんもいらっしゃると思いますので、自分で結べるようになるまでマジック式のシューズもありです。
試合中にほどけたらコーチが結ぶわけにはいきませんからね。
まわりのお友達にヒモが多くなってきたりすると、「ヒモがいい」と言う時期が必ずきます。
そのときは、ヒモを結ぶ練習は必ずしましょう。
ヒモの場合は片足10秒で
試合中にヒモがほどけたら自分で結べなくてはなりません。
しかも試合中ならゆっくり結んでいる時間もありません。
ですので、早く結べるようになってから履いてくださいね。
「結べないなら履いてくるな!」と怒られている光景を何度も見たことがありますから・・・。
必ず試し履きをすること
今やネットで何でも買える時代ですが、サッカーシューズは絶対にお店で履いて感触を確かめてください。
サイズがわかっているから大丈夫、というのは禁物です。
同じサイズでもメーカーによっては緩く感じたり、きつく感じたりしますので。
お店で試し履きをして、そのあと同じ商品をネットで安く購入するのはOKです。
ポイント
お店へ行くとき
サッカーソックスを持っている人は、履いていきましょう。
もっていない人は厚めの靴下でOKです。
サッカーソックスは普通の靴下と比べて少々厚めですから、履いた時のフィット感が違います。
おすすめはB&D
スポーツ経験者のスタッフが多く、サイズ感や商品の特徴を親身に説明してくれます。
「B&D」は値段が高いという声をよく聞きますが、そのような親身なスタッフがいるので個人的にはとても安心して購入できます。
足の計測もおすすめ
足の計測をしてくれるお店もありますので、そういうお店もおすすめです。
サイズだけでなく足の甲の高さや土踏まずの形、足の形状そのものを計測してくれるので、より自分に合ったシューズ選びが可能です。
購入時のNGポイント
スタッフがサイズ出し要員
スタッフが履きたいサイズを出すだけのお店はおすすめできません。
しっかり商品の特徴やフィット感をアドバイスしてくるれるところで購入しましょう。
シューズの知識を持っているか不安な印象を受けたらいろいろと質問をしてみるといいでしょう。
「疲れにくいシューズをどれですか?」
「なるべく柔らかいシューズがいいのですがおすすめはありますか?」
なんでも気になることを聞いてみましょう。
セール品は要注意
在庫処分でカートに山積みされていたり、1足2千円以下の激安だったり、安い商品は慎重に検討しましょう。
やはり、安かろう悪かろうなのです。
消耗品だから安くていい、という意見もありますが、スポーツをするのですが、ある程度お金をかけるべきだと思います。
中古品アプリでの購入
誰かが履いた靴は、絶対にその人の足の形に馴染んでしまっています。
ですので、履いても履いてもなんかしっくりこない、というケースもありますので、気をつけてください。
長く続けるかわからないし、という考えもわかりますが、仮にサッカーをすぐやめてしまったら普段の運動靴として履きつぶしてしまえばいいのです。
購入後にすべきこと
かかとを踏まない
シューズを長持ちさせるため、かかとは踏まないようにしよう。
かかとが潰れると傷むのが早いです。
ヒモの場合、ついついほどかず脱いで、履くときは足を突っこんでつま先でトントンして無理やり履く光景をよく見かけますが、本当にすぐダメになります。
ヒモをほどいて脱ぐ、かかとを踏まずに履く、を習慣づけましょう。
靴ズレ予防
新しいシューズは靴ズレの心配があります。
靴ズレは痛いですよね。
歩くと痛いし、サッカーに集中できません。
馴染むまではあらかじめ、バンソーコーやテーピングをかかとに貼って履きましょう。
1週間ほど履いたら大丈夫だと思います。
長すぎるヒモは切る
おそらく靴ヒモは普通に結んだら長いはずです。
長いままにしておくと、靴ヒモを踏んで転んだり、とても危険です。
長い靴ヒモの処理はこちら記事を参考にしてくださいね。
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長い靴ひもは切るべし めっちゃ簡単!10分でできちゃう靴ひも調整のやりかたをご紹介
続きを見る
蝶々結びの後に短くなるまで2重3重に片結びを繰り返すことはやめましょう。
匂いが気になる人へ
日常生活でもスポーツでも、やはり靴の中は蒸れます。
特にスポーツは足にもかなり汗をかきますので、匂いがなかなかとれないで困っている人は、靴を脱いだら「匂い消し」を靴に入れておきましょう。
予備でもう一足あると便利
試合は雨でもやる場合があります。
靴が濡れて、翌日も試合や練習だけど、「絶対乾かないよね・・・」と悩むお母さんも少なくありません。
あらかじめ2足買っておくのも一つの方法です。
もしくは、多少コストがかかりますが、靴専用の乾燥機がありますので余裕のある方は考えてみてください。
サッカーボールも購入予定という方はこの記事も参考にしてくださいね。
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【初心者向け】サッカーボールを購入するときのポイントをチェック
続きを見る
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メーカー選びだけでは無いことがお分かり頂けたかと思います。
本記事のポイントは4つです。
- 気に入ったデザインを選ぼう(メーカーの特徴を踏まえるとなおいいでしょう)
- ヒモを結べない子はマジック式を選ぼう
- 必ず試し履きをしよう
- 靴は大事に履こう
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは楽しいサッカーライフを!!
リベルタサッカースクール