
どれでも同じじゃないの?
値段に幅がありすぎて、どう決めていいかわからないよ。
なんて、迷ってる人はいませんか?
これからお子さんがサッカーを始めようとしているパパ、ママ。
もしくはこれからサッカーを始める少年や大人の方たちのサポートとなればうれしいです。
私も低学年からサッカーを始めたのですが、ボール選びはけっこう悩みました。
子供のころはデザインで選び勝ちでしたが、
何回も買い替えるうちに、
種類や値段に幅があることを知り、
自分で調べたり、
ショップスタッフにいろいろ聞いたり、
解決していきました。
それではさっそく見ていきましょう。
クリックできる目次
結論
☆サッカー用であること
☆JFA検定球であること
☆手縫いであること
主要ポイントはこの3つです。
その他の要素は、プレーヤーによって異なるので、このあと解説していきます。
用途
サッカーボールにはいろいろ用途別に種類があります。
用途
- サッカー
- フットサル
- リフティングボール
- 観賞用
今回はサッカープレーヤー向けのお話なので、サッカー用を推奨します。
サッカー用の種類
- 芝用
- 土用
使用しているゴムに違いがあり、バウンド時の跳ね具合に影響します。
芝用を土で使うと跳ねすぎます。
逆に、土用を芝で使うとバウンドが低過ぎます。
土(学校の砂利校庭も含む)と芝の使用率が多い方を選びましょう。
サイズ
サイズ表示として号数があります。
幼児は3号、
小学生は4号、
中学生以上は5号
を使用します。
たまに「低学年は3号」と言う人がいますが、4号でいいと思います。
低学年の公式戦では4号を使用するからです。
値段
1,000円台から一万位円のものまでさまざまです。
表面材を貼り合わせたもの(縫っていない)や、無名メーカーのものは1000円~2000円程度のものがあります。
素材が良くなるにつれて価格も5000円以上してきます。
当然素材が良いいと、ボールを蹴る感触や蹴ったあとのボールの「伸び」が違います。
そして、各国リーグ戦やワールドカップ公式球などのボールは10,000円前後もしくはそれ以上します。
サッカーボールも消耗品なので、特にこだわりが無ければ
3000円前後のもので十分かと思います。
質・縫い方
サッカーボールは基本的には五角形と六角形の面が縫い合わさって球体を作っています。
選ぶときは
手縫いのボール
そして
JFA検定球
を選びましょう。
なぜ手縫いかと言うと、
耐摩耗性の高い人工皮革パネルを使ってるので
クッション性がいいです。
機械縫い(ミシンを使って縫う方法)は、
耐久性などは手縫いよりも低いのがデメリットです。
コスト面では手縫いに比べて安いので、自主練用としてはいいと思います。
またJFA検定球は、日本サッカー協会(JFA)が定める規格の全てをクリアしたボールなので、
品質が保証されています。
もちろん公式戦でも検定球が使用されます。
NG
軽量タイプ、ソフトタイプ、ハイブリッド製法はNGですので気をつけましょう。
(ハッキリ言ってオモチャです)
デザイン
なるべくシンプルなデザインをおすすめします。
なぜなら 1
サッカーは基本的にボールの中心を蹴ります。
そして、指導者は「ボールの中心を蹴ること」について指導する際に、ボールを地面におきます。
そして、わかりやすい模様の部分を中心にして置くのです。
それを目印にさせて、「このマークを蹴ってみよう」、と指導するからです。
それともう一つ。
なぜなら 2
ボールの回転の意識です。
正しく蹴る(中心をとらえる)と、ボールの回転はまっすぐに縦回転します。
中心をとらえられず蹴ると、斜め回転や横回転をなります。
ボールの回転をみれば、中心を
「蹴れている」
「蹴れていない」
が判断できるのです。
ですので、中心をとらえる意識付けが向上します。
子供が選ぶときはデザインで選びがちなので、上記で記述したことを踏まえて、親御さんがある程度選択肢を絞ってあげてください。
とは言いましても、気に入ったデザインでモチベーションもあがりますので、一つの目安としてお考え頂ければと思います。
あると便利なアイテム
ボール空気入れ
ボールの空気は、使用しなくても抜けていくので、絶対必要です。
空気圧計測器
空気を入れるたびに、
入れすぎたり、
その結果また抜いたり、
という手間が省けます。
JFAマークが付いている“検定球”でしたら、空気穴の周りの部分を見てください。
“0.6-0.9ber” “600-900hPa”
“8.70-13.05LBS/PSI”
などといった数字が書いてあると思います。
ボールネット
ネットにいれておくと持ち運びが便利です。
ボールの中心を蹴る練習にも使えます。
まとめ
用途とサイズを確認しよう。
手縫いがベスト
シンプルなデザイン、J FA検定球を選ぼう
3,000円前後で十分。(もちろん素材にこだわるならそれ以上でもOKです)
余談
買い替えの場合、古いボールは取ってきましょう。
サッカーの試合は河川敷でやることが多いです。
ボールが川に落ちちゃった、なんてこともけっこうあります。
また、ボールを持ってどこか遊びに行くときは、無くしてもいいように、時と場合によって古いボールを持っていきましょう。
それでは楽しいサッカーライフを!!