サッカーボールって、何を基準で選べばいいの?
どれでも同じじゃないの?
値段に幅がありすぎて、どう決めていいかわからないよ。
初めて購入する方は迷いますよね。
特にこれからサッカーを始める小学生のお子さんのパパやママはわからないこが多いと思います。
デザイン、触った感触、値段、どれを重視したらいいのか迷うのも当然です。
私も低学年からサッカーを始めたのですが、ボール選びはけっこう悩みました。
親もサッカーに疎かったですし、ボールはみんな同じに見えてましたらからね。
しかし、成長するにつれて、サッカーに詳しくなるにつれて、いろいろ学んできました。
子供のころはデザインで選び勝ちでしたが、種類や値段に幅があることを知り、自分で調べたり、ショップスタッフにいろいろ聞いたり、解決していきました。
最後まで記事を読んでいただけると、ボール選びの基準が明確になりスムーズに購入できようになります。
それでは見ていきましょう。
この記事を書いた人
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ベースとなるポイント
さっそくポイントからいっちゃいましょう。
- サッカー用であること
- JFA検定球であること
- 手縫いであること
主要ポイントはこの3つです。
順番に解説していきますね。
サッカー用を選ぶ
サッカーボールにはさまざまな用途があります。
- サッカー
- フットサル
- リフティングボール
フットサル用は少し重いです。
リフティングボールは縫い目の無いビニールボールのような印象です。「リフティングボール」という商品名なのですぐわかると思います。
スポーツショップでもネットショップでも商品名に上記いずれかの用途(サッカー、フットサル、リフティング用)が書いてありますので、よく確認して「サッカー用」を選びましょう。
わかならい方はお店のスタッフに確認することをおすすめします。
グランドに応じて選ぶ
あまり気にすることではありませんが、芝用と土用があります。
使用しているゴムに違いがあり、バウンド時の跳ね具合に影響します。
芝用を土で使うと跳ねすぎます。
逆に、土用を芝で使うとバウンドが低過ぎます。
このような違いがありますが、あまり大きくは変わりません。
小学生のうちは土のグランドが多いと思いますので土用でいいと思います。
芝用と土用の違いはモルテンさんのサイトでも解説されておりますので詳細を知りたい人は参考にしてください。
JFA検定球であること
JFA検定球は、日本サッカー協会(JFA)が定める規格の全てをクリアしたボールなので、品質が保証されています。
もちろん公式戦でも検定球が使用されます。
ボールのまわして見てみるとわかりますが、「JFA検定球」と書かれていたり、JFAのヤタガラスのロゴが印字されたりしています。
手縫いであること
サッカーボールは基本的には五角形と六角形の面が縫い合わさって球体を作っています。
選ぶときは、手縫いのボールを選びましょう。
なぜ手縫いかと言うと、耐摩耗性の高い(耐久性に優れている)人工皮革パネルを使ってるのでクッション性がいいです。
機械縫い(ミシンを使って縫う方法)は、耐久性などは手縫いよりも低いのがデメリットです。
コスト面では手縫いに比べて安いので、自主練用としてはいいと思います。
NG
軽量タイプ、ソフトタイプ、ハイブリッド製法はNGですので気をつけましょう。
(ハッキリ言ってオモチャです)
サイズ
小学生なので4号サイズを選びましょう。
- 幼児は3号
- 小学生は4号
- 中学生以上は5号
たまに「低学年は3号」と言う人がいますが、4号でいいと思います。
低学年の公式戦では4号を使用するからです。
お好みのポイント
値段
1,000円台から10,000位円のものまでさまざまです。
表面材を貼り合わせたボールや、無名メーカーのものは1,000円~2,000円程度のものがあります。
素材が良くなるにつれて価格も5,000円以上してきます。
当然素材が良いいと、ボールを蹴る感触や蹴ったあとのボールの「伸び」が違います。
そして、各国リーグ戦やワールドカップ公式球などのボールは10,000円前後もしくはそれ以上します。
サッカーボールも消耗品なので、特にこだわりが無ければ3,000円前後のもので十分かと思います。
もちろん金銭面で余裕がある方が5000円以上のボールでもOKです。
私の息子の友達は6000円ぐらいのボールを使用しており、かなり長持ちしております。
デザイン
なるべくシンプルなデザインをおすすめします。
なぜなら 1
サッカーは基本的にボールの中心を蹴ります。
そして指導者は、「ボールの中心を蹴ること」についてアドバイスするとき、ボールを地面におきます。
わかりやすい模様の部分を中心にして置くのです。
それを目印にさせて、「このマークを蹴ってみよう」、と指導するからです。
なぜなら 2
ボールの回転の意識です。
正しく蹴る(中心をとらえる)と、ボールの回転はまっすぐに縦回転します。
中心をとらえられず蹴ると、斜め回転や横回転をなります。
ボールの回転をみれば、中心を「蹴れている」「蹴れていない」が判断できるのです。
ですので、シンプルなデザインだとこの「回転」がわかりやすいです。
子供が選ぶときはデザインで選びがちなので、上記で記述したことを踏まえて、親御さんがある程度選択肢を絞ってあげてください。
とは言いましても、気に入ったデザインでモチベーションもあがりますので、一つの目安としてお考え頂ければと思います。
便利なアイテム
ボールの空気入れ
ボールの空気は、使用しなくても抜けていくので、絶対必要です。
空気が抜けてしまっているボールで練習してもうまくなりませんし、空気が抜けてしまっていることに対して怒る指導者もいますので買っておいて損はありません。
収納便利な商品もありますので、サッカーバッグに入れておけばいつでも空気を入れることができます。
空気圧計測器
空気を入れるたびに、入れすぎたり、その結果また抜いたり、という手間が省けます。
JFAマークが付いている“検定球”でしたら、空気穴の周りに目安が書いてありますのでそれをを見てください。
【例】
“0.6-0.9ber” “600-900hPa”
“8.70-13.05LBS/PSI”
ボールネット
安全
ネットにいれておくと持ち運びが便利です。
自主練に行くときはボールだけもっていきたいときがあります。
しかしボールを手で持っていくと、ボールが車道に転がっていってしまったり、自転車や車とぶつかる危険があります。
ネットに入れておけばボールを落とす心配もありません。
練習道具に使える
ボールの中心を蹴る、ボールの中心と捉える練習に使えます。
ワンポイントアドバイス
買い替えの場合、古いボールは取ってきましょう。
サッカーの試合は河川敷でやることもしばしばあります。
ボールが川に落ちちゃった、なんてこともけっこうあります。
古いボールならあきらめがつきますが、新しいボールだと落ち込み度ハンパないです。
ボールを持ってどこかへ遊びに行くときも同様で、無くしてもいいように古いボールを持っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サッカーボールを選ぶポイントをおさらいます。
ベースとなるポイント
サッカー用を選ぶ
J FA検定球を選ぶ
手縫いがベスト
4号サイズを選ぶ
お好みポイント
こだわりが無ければ3,000円前後で十分
できればシンプルなデザイン
ネットショップでもスポーツショップでも購入できますが、実際にお店で買う方がお子様としては楽しいと思います。
おすすめはゼビオやヒマラヤです。品数が多いのでいいと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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