息子のサッカーシューズを買うんだけど何を基準に選べばいいの?
このように迷ってる人はいませんか?
特にサッカーをこれから始める、もしくは始めたばかりの小学生のパパママは悩みますよね。
私が子供の頃はメーカーも限られていたのであまり迷うことがありませんでしたが、
今ではいくつものメーカー、色とりどりのデザイン、そして機能性に違いがあり、値段も安いものから高いものまであります。
迷わないわけがありません。
今回は迷うことなく購入できるようにサッカーシューズの選び方、購入するときのポイントを解説します。
まず選ぶときに大事なのはフィット感です。
やはり足にフィットしたシューズを選ばないといいパフォーマンスはできません。
そして購入から購入後までにかかわる4つのポイントを解説していきます。
ポイント
用途やサイズ
メーカーの特徴
購入時のポイント
購入後のアドバイス
最後まで読んでいただけると、サッカーシューズの選び方の基準がわかり、メーカーや値段にとらわれず方向性を固めることができます。
それではさっそく見ていきましょう。
シューズ選びはフィット感が大事
サッカーシューズを選ぶときに一番大事なのはフィット感です。
どんなにデザインがかっこいいシューズを選んでも、お子さんの足にフィットしていなければいいプレーはできません。
ですので、しっかりお店を試し履きをしてフィット感を確認しましょう。
ではフィット感を確かめる方法を解説していきます。
サッカーソックスを持参する
お店へ行くとき、サッカーソックスを持っている人は持参しましょう。(履いて行ってもOKです)
サッカーソックスは普通の靴下と比べて少々厚めなので、普通の靴下でシューズを履いた時と感覚が違います。
必ずサッカーソックスを履いて試し履きをしましょう。
靴ひもをしっかりしめる
靴ひもをゆるめたまま履いてもフィット感は確かめられません。
面倒でもしっかり靴ひもをしめましょう。
つま先の余りの確認
シューズを履いたら、つま先の余りの確認です。
かかとに隙間を作らないように、しっかりかかと合わせましょう。
そしてその状態で足指が適度に動かせることができ、5mmくらいのゆとりがあるといいでしょう。
両足履く
試し履きは必ず左右両方のシューズを履きましょう。
またに片足だけ履く子がいますが、左右の足で形が違うので、正確なフィット感は確認できません。
ちゃんと両足履いて少し歩いてみたり、迷惑にならない程度に数歩小走りしたりしてみましょう。
スタッフに意見を聞く
サッカーシューズは競技用なので、きつく感じることがあります。
親子でどうかな・・・と悩んでいてもしょうがありません。
スタッフにつま先のあまり具合を見てもらい、履いた時の感覚を伝えて、意見を伺いましょう。
フィット感の確認方法のまとめ
以上フィット感の確認方法を紹介しました。
一度ここでおさいらです。
ポイント
- サッカーソックスを持参する
- 靴ひもをしっかりしめる
- つま先のあまり具合の確認
- 左右両方のシューズを履く
- スタッフに意見を聞く
サッカーシューズの種類
「フィット感が大事」ということがわかったところで、では実際にどのようにサッカーシューズを選んでいけばいいのでしょうか。
まず、ひとことでサッカーシューズと言っても、使用場所によって違いがあります。
下の表にまとめてみました。
トレーニングシューズ | スパイク | 室内用 | |
靴底 | |||
使用場所 | 基本的にどこでも可 | 土や芝 | 体育館などの室内 |
補足 | 雨でぬかるんだグランドでは動きづらい | 学校の校庭など使用禁止の場所もあるので注意が必要です |
トレーニングシューズ
サッカーシューズというと、大体はこの「トレーニングシューズ」を指します。
略して「トレシュー」です。
最初に購入するのはこのトレシューです。
基本的には土でも芝でも使用できますが、芝だと少し滑りやすいかもしれません。
スパイク
高学年になったらスパイクも購入しましょう。
ただし、スパイクは足に負担がかかるものなので、お子様の成長に合わせて購入してもいいと思います。
高学年からサッカーを始める方は、まずはトレシューになじんでからスパイクを購入することをおすすめします。
しかし所属チームによっては「スパイクもできれば購入してください」というチームもあるので臨機応変に購入しましょう。
スパイク選びについての詳細はこちらの記事で紹介しておりますのでご参考ください。
室内用シューズ
室内用シューズは靴底が飴色のシューズです。
チームによっては体育館で練習するチームもありますので所属チームに確認して購入が必要かどうか判断しましょう。
メーカーの特徴
メーカーの特徴も把握しておきましょう。
最初のうちはどのメーカーを履いても同じと感じるかもしれませんが、いろいろなメーカーを履いていくうちに自分に合うメーカーがわかってくることもあります。
ナイキ
アメリカのメーカーです。
カラフルでデザインが豊富です。
縫い目が少ないのが特徴で、加速力や機敏さを追求したつくりが多いです。
アディダス
ドイツのメーカーです。
機能性に優れており、世界中のプロサッカー選手に愛用されています。
プーマ
ドイツのメーカーです。(アディダスと兄弟です)
比較的リーズナブルものが多いのが特徴です。
フィット感もいいです。
ミズノ
誰もが知る日本のメーカーです。
ワイドな造りですので、足が幅広の人におすすめです。
ボールを蹴った時の感触が足に直接伝わりやいです。
また、日本人に好まれる理由として、幅広・甲高の足にフィットしやすい造りになっている点があげられます。
アンブロ
『ACCERATOR』シリーズは有名で、多くのプロ選手が履いています。
他のメーカーのような派手さは無いですが、プレースタイルにとらわれないフィット感があります。
アシックス
言わずと知れた日本のメーカーです。
ランニングシューズのイメージが強い人もいるかもしれませんが、その強みを生かしていることもあり、日本人の足に合うように作られています。
多くの方がジャストフィットする感覚になります。
その他
ニューバランス、ヒュンメル、ディアドラなどいろいろありますので気になったらとにかく履いてみましょう。
サッカーシューズの選ぶときのポイント
低学年はマジック式もあり
サッカーシューズにもマジック式があります。
基本的にマジック式でも靴ひもでもいいのですが、まずは靴ひもを自分で結べるかどうかが基準になります。
特に1~2年生ぐらいまでは、まだ靴ひもを自分で結べない子もいるので、お子様に合わせて選んであげてください。
マジックは便利
マジックはひもを結ばなくていいので便利です。
試合中にひもがほどけたらコーチが結ぶわけにはいきませんからね。
また、スリッポン式のシューズもありますので、いろいろみてみましょう。
ちなみにうちの息子は靴ひもはめんどくさいと言って4年生ぐらいまでマジック式でした。
ひもの場合は片足5秒で結べるように
靴ひもを選んだ場合は必ず結ぶ練習をしましょう。
なぜなら試合中にひもがほどけたら自分で結べなくてはなりません。
しかも試合中ならゆっくり結んでいる時間もありません。
サッカーの試合は1~2秒で状況がどんどん変わりますのでチンタラ結んでいたらチームに影響が出ます。
ですので、なるべく速く結べるようになってから履いてください。
低学年なら、できれば5秒ぐらいで結べるといいですね。
私が子どもの頃所属していたチームのコーチは、「結べないなら履いてくるな!」と怒る人でした(苦笑)。
デザインで選ぶ
マジック式か靴ひも式か、どちらにするか決まったら、気に入ったデザインのシューズを選びましょう。
「なんだ、デザインかよ」と思うかもしれませんが、最初は素直にデザイン基準でOKです。
要するに、お子様がカッコいいと思ったシューズです。
どうせ履くならカッコいい、気に入ったデザインのシューズを履きたいですよね。
私もそうでした。
数千円のお金を出して買うのです。
まずはメーカーを問わず気に入ったもの選びましょう。
とは言っても、やっぱりフィット感は大事です。
お子様はかっこいいシューズを履きたいので、たとえ少しゆるくても、「大丈夫」と言う可能性があります。
しかしケガにもつながりますし、いいプレーができない可能性もあるので、「フィット感の大切さ」はしっかり伝えてあげましょう。
購入時のNGポイント
ネットで購入
今やネットで何でも買える時代ですが、サッカーシューズは絶対にお店で履いて感触やフィット感を確かめてください。
サイズがわかっているから大丈夫、というのは禁物です。
同じサイズでもメーカーによっては緩く感じたり、きつく感じたりします。
お店で試し履きをして、そのあと同じ商品をネットで安く購入するのはOKです。
スタッフがサイズ出し要員のお店
スタッフが履きたいサイズを出すだけのお店はおすすめできません。
しっかり商品の特徴やフィット感をアドバイスしてくれるショップで購入しましょう。
シューズの知識を持っているか不安な印象を受けたらいろいろと質問をしてみるといいでしょう。
「疲れにくいシューズをどれですか?」
「なるべく柔らかいシューズがいいのですがおすすめはありますか?」
なんでも気になることを聞いてみましょう。
セール品は要注意
在庫処分でカートに山積みされていたり、1足2千円以下の激安商品だったり、安い商品は慎重に検討しましょう。
やはり、「安かろう悪かろう」なのです。
消耗品だから安くていい、という意見もありますが、スポーツをするのですから、ある程度お金をかけるべきだと思います。
中古品アプリでの購入
誰かが履いた靴は、絶対にその人の足の形に馴染んでしまっています。
ですので、履いても履いてもなんかしっくりこない、というケースもありますので、気をつけてください。
長く続けるかわからないし、という考えもわかりますが、仮にサッカーをすぐやめてしまったら普段の運動靴として履きつぶしてしまえばいいのです。
購入後のアドバイス
かかとを踏まない
シューズを長持ちさせるため、かかとは踏まないようにしましょう。
かかとが潰れると傷むのが早いです。
ひもの場合、ついついひもをほどかず脱いで、履くときは足を突っこんでつま先でトントンして無理やり履く光景をよく見かけますが、本当にすぐダメになります。
ひもをほどいて脱ぐ、かかとを踏まずに履く、を習慣づけましょう。
シューズを長持ちをさせるためにはシューズキーパーもおすすめです。
靴ズレ予防
新しいシューズは靴ズレの心配があります。
靴ズレは痛いですよね。
歩くと痛いし、サッカーに集中できません。
馴染むまではあらかじめ、バンソーコーやテーピングをかかとに貼って履きましょう。
1週間ほど履いたら大丈夫だと思います。
長すぎる靴ひもは切る
シューズによっては靴ひもはが長い場合があります。
長いままにしておくと、靴ひもを踏んで転んでしまう可能性がありとても危険です。
長いひもは適切な長さに調整しましょう。
蝶々結びの後に短くなるまで2重3重に片結びを繰り返すことはやめましょう。
長い靴ひもの処理はこちら記事を参考にしてくださいね。
長い靴ひもを切ったら収縮チューブで簡単仕上げ【たったの10分】
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匂いが気になる人へ
日常生活でもスポーツでも、やはり靴の中は蒸れます。
特にスポーツは足にもかなり汗をかきますので、匂いがなかなかとれないで困っている人は、靴を脱いだら「匂い消し」を靴に入れておきましょう。
また、普段から足の臭いが気になるお子さんにはパウダースプレーも有効です。
靴の臭いは、臭いがついてからでは手遅れの場合があります。
臭いがついてからではなく、臭いが着く前に消臭剤を使用し予防しましょう。
消臭パウダースプレーのレビュー記事はこちら。
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予備でもう1足購入しておくと便利
試合は雨でもやる場合があります。
土曜日の試合が雨でシューズが濡れてしまった。
翌日の日曜日も試合なのに!なんてこともありえます。
「絶対乾かないよね・・・」と悩むお母さんも少なくありません。
そのようなときのために、あらかじめ2足買っておくのも一つの方法です。
もしくは、多少コストがかかりますが、靴専用の乾燥機がありますので余裕のある方は考えてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それでは本記事のまとめです。
サッカーシューズ選びのポイント
- フィット感は一番大事
- 必ず試し履きをしよう
- ひもを結べない子はマジック式を選ぼう
- 気に入ったデザインを選ぼう
- メーカーの特徴を踏まえるとなおいいでしょう
- 靴は大事に履こう
最後までお読みいただきありがとうございました。
これで購入するときの道筋がおわかりになったと思います。
購入後は楽しいサッカーライフが待っています。
それではまたお会いしましょう!
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