息子のサッカーボールを買いに行くんだけど、どのサイズを買えばいいのかしら?
いろいろ種類があるけど選ぶポイントはあるのかしら?
これからサッカーを始める小学生のお子さんがいるパパやママはわからないこが多いと思います。
サッカーボールひとつとっても、いろいろなボールがあるので悩んで当然です。
さて、結論としては次の5つのポイントをおさえておけば大丈夫です。
ポイント
- サッカー用
- 4号サイズ
- JFA検定球
- 手縫い
- 土用
この記事ではサッカーボールを選ぶときのサイズとポイントをわかりやすく説明します。
なぜなら、私自身サッカー経験者であり、そしてサッカー少年の親でもあるので、これまでの経験と知識をみなさんにお伝えできるからです。
最後まで記事を読んでいただけると、ボール選びの基準が明確になりスムーズに購入できようになります。
それでは見ていきましょう。
この記事を書いた人
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小学生用サッカーボールのサイズとポイント
さっそく結論からいっちゃいましょう。
小学生が選ぶべきサッカーボールのサイズとポイントはこちら。
ポイント
- サッカー用
- 4号サイズ
- JFA検定球
- 手縫い
- 土用
この4つです。
順番に解説していきますね。
サッカー用
サッカー用のボールを選びましょう。
え、サッカーやるのにバスケットボール選ばないでしょ!
と思うかもしれませんがそういうことではありません。
サッカーボールには用途によってさまざまな種類があります。
サッカーボールの種類
- サッカー
- フットサル
- リフティングボール
- ビーチサッカー
- 観賞用
フットサル用は少し重いですし、リフティングボールは縫い目の無いビニールボールのような感じです。
このようにボールの種類によって特徴が異なりますので、ネットで買うにしろ、ショップで買うにしろ、よく確認して「サッカー用」を選びましょう。
わかならい方はお店のスタッフに確認することをおすすめします。
4号サイズ
小学生なので4号サイズを選びましょう。
年代別のサイズはこちら。
- 幼児は3号
- 小学生は4号
- 中学生以上は5号
JFA検定球
JFA検定球は、日本サッカー協会(JFA)が定める規格の全てをクリアしたボールなので、品質が保証されています。
もちろん公式戦でも検定球が使用されます。
ボールをクルクルまわして見てみるとわかりますが、ボールの表面のどこかに「JFA検定球」と書かれていたり、JFAのヤタガラスのロゴが印字されたりしています。
購入の際はしっかり確認しましょう。
手縫い
サッカーボールは基本的には五角形と六角形の面が縫い合わさって球体を作っています。
選ぶときは、手縫いのボールを選びましょう。
なぜ手縫いかと言うと、耐摩耗性の高い(耐久性に優れている)人工皮革パネルを使ってるのでクッション性がいいです。
五角形の面と6角形の面の間に縫い目が見えるのですぐわかりますよ。
ネットで購入するときは「手縫い」で検索するとヒットします。
店舗で購入する人はスタッフに確認をとりましょう。
注意
機械縫い(ミシンを使って縫う方法)の方は、耐久性が手縫いよりも低いのがデメリットです。
コスト面では手縫いに比べて安いので、自主練用としてはいいと思います。
芝用
サッカーボールには芝用と土用があります。
小学生のうちは土のグランドが多いと思いますので土用を選びましょう。
芝用と土用とでは、使用しているゴムに違いがあり、バウンド時の跳ね具合に影響します。
芝用ボールを土で使うと跳ねすぎます。
逆に、土用ボールを芝で使うとバウンドが低過ぎます。
このような違いがあります。
芝用と土用の違いはモルテンさんのサイトでも解説されておりますので詳細を知りたい人は参考にしてください。
NGなボール選び
4号以外はダメ?
たまに「低学年だからあまり力も無いので3号でもいいですか?」と言う人がいますが、4号を選びましょう。
低学年の公式戦でも4号を使用するからです。
そして、どうで中学で5号を使うなら最初から5号を使えばいいのでは?
という意見もありますが、5号を蹴ってみるとわかるのですが4号と比べてけっこう重いのです。
当然小学生の公式戦は4号を使いますので、迷わず4号を購入しましょう。
手縫いじゃないとダメ?
やっぱり手縫いがベストです。
手縫い外にも、軽量タイプ、ソフトタイプ、ハイブリッド製法、機械縫いなど、いろいろな種類や製法があるのですが、これらのボールを選ぶことは避けましょう。
手縫いと違ってボールを蹴る感触もイマイチですし、ハッキリ言ってオモチャです。
お好みのポイント
値段
サッカーボールの値段は1,000円台から10,000位円のものまでさまざまです。
表面材を貼り合わせたボールや、無名メーカーのものは1,000円~2,000円程度のものがあります。
素材が良くなるにつれて価格も5,000円以上してきます。
当然素材が良いいと、ボールを蹴る感触や蹴ったあとのボールの「伸び」、耐久性が違います。
そして、各国リーグ戦やワールドカップ公式球などのボールは10,000円前後もしくはそれ以上します。
おすすめの価格帯
サッカーボールも消耗品です。
特にこだわりが無ければ3,000円前後のもので十分かと思います。
もちろん金銭面で余裕がある方が5000円以上のボールでもOKです。
デザイン
なるべくシンプルなデザインをおすすめします。
なぜなら 1
サッカーは基本的にボールの中心を蹴る練習から始まります。
そして指導者は、「ボールの中心を蹴ること」についてアドバイスするとき、サッカーボールのわかりやすい模様を目印にさせて、「このマークを蹴ってみよう」、と指導するからです。
なぜなら 2
ボールの回転の意識です。
正しく蹴る(中心をとらえる)と、ボールの回転はまっすぐに縦回転します。
中心をとらえられず蹴ると、斜め回転や横回転をなります。
ボールの回転をみれば、中心を「蹴れている」「蹴れていない」が判断できるのです。
ですので、シンプルなデザインだとこの「回転」がわかりやすいです。
子供が選ぶときはデザインで選びがちなので、上記で記述したことを踏まえて、親御さんがある程度選択肢を絞ってあげてください。
とは言いましても、気に入ったデザインでサッカーに対するモチベーションも上がる子もいますので、一つの目安としてお考え頂ければと思います。
おすすめのサッカーボール
ここまで紹介したポイントをおさえておけば、あとはお好みで選んで頂いて大丈なのですが、参考までにおすすめのサッカーボールを紹介します。
おすすめの逸品
モルテン(molten)さんの「ペレーダ3000(4号球)」
値段は¥4,840 (税込)で、少々高い印象ですが、耐久性があります。
私が指導しているチームにもペレーダ3000を使っている子がいますが、自主練をしている選手でも3~4年長持ちしています。
ちなみ我が家は2,000円ぐらいの安いボールを購入しましたが自主練をしていたら2年ぐらいで表面がボロボロになってきて、ボールの弾み具合も悪くなってきました。
それと、蹴った時の感触がいいんですよね。
足とボールが接触する瞬間、ほどよく気持ちいいというか、しっかり蹴れている感覚があるんですよ。
安いボールでは味わえない独特な感じです。
選手もしっかり蹴れているかどうかわかるので成長も早いです。
ということで、おすすめはモルテン(molten)さんの「ペレーダ3000(4号球)」です。
ネットで購入する方はこちらからどうぞ。
こんなときはどうすればいい?
空気が入っていない
ボールを購入したはいいか、空気が適切に入っていないことがあります。
そのときは、空気入れを一緒に購入しておくと便利です。
サッカーボールは使わなくても自然に空気が抜けていきます。
練習前や試合前は必ず空気の入り具合を確認しておきましょう。
持ち運び
チームの練習や試合の時、サッカーボールはどのように持ち運びすればいいでしょうか。
絶対に必要になるのがサッカー用リュックサックです。
サッカーを始めると荷物も多くなります。
サッカーボール、ユニフォーム、上着、弁当や水筒、これらを全て詰めることができるのがサッカー用リュックサックです。
サッカーボールをスポーツ用品店に見に行ったら、一緒に購入しておくのもありです。
便利なアイテム
ボールの空気入れ
ボールの空気は、使わなくても抜けていくので、空気入れは絶対必要です。
空気が抜けてしまっているボールで練習してもうまくなりませんし、空気が抜けてしまっていることに対して怒る指導者もいますので買っておいて損はありません。
収納便利な商品もありますので、サッカーバッグに入れておけばいつでも空気を入れることができます。
空気圧計測器
空気を入れるたびに、入れすぎたり、その結果また抜いたり、という手間が省けます。
JFAマークが付いている“検定球”の場合、空気穴の周りに目安が書いてありますのでそれを見てください。
【例】
“0.6-0.9ber” “600-900hPa”
“8.70-13.05LBS/PSI”
ボールネット
安全
ネットにいれておくと持ち運びが便利です。
自主練に行くときはボールだけもっていきたいときがあります。
しかしボールを手で持っていくと、ボールが車道に転がっていってしまったり、自転車や車とぶつかったりする危険があります。
ネットに入れておけばボールを落とす心配もありません。
練習道具に使える
ボールの中心を蹴る、ボールの中心と捉える練習に使えます。
名入れボール
サッカーボールを購入したらチーム名と名前を書かなければなりません。
しかし、字のきれいさに自信がない、というパパママもいらっしゃることでしょう。
そんな方には名入れボールがおすすめです。
ボールにネームをプリントすることができます。
名前はきれいに入るし、特別感が出るし、プレゼント用にもおすすめ。
ワンポイントアドバイス
買い替えの場合、古いボールは取ってきましょう。
サッカーの試合は河川敷でやることもしばしばあります。
ボールが川に落ちちゃった、なんてこともけっこうあります。
ボールを持ってどこかへ遊びに行くときも同様です。無くしてもいいように古いボールを持っていきましょう。
ボールが川に落ちて取り戻せなかった選手を今まで何人も見てきました。
古いボールならあきらめがつきますが、新しいボールだと落ち込み度ハンパないです。
河川敷のサッカーにおいては古いボールだと安心です。
サッカーが上達するコツ
サッカーボールを購入したら、あとはどんどん練習してうまくなっちゃいましょう。
最後におまけとしてサッカーが上達するコツを紹介します。
ポイント
- サッカーを楽しむ
- ボールにたくさん触る
- 親は口出ししない
小学生のうちは基本的にこの3つが大事です。
サッカーを楽しむ
まずサッカーを楽しむことが大事です。
仲間と一緒にボールを蹴る、みんなと走る、喜び合う、これがチームスポーツの醍醐味です。
サッカーを通じて仲間と一緒にいる「空間」を楽しみましょう。
技術面においても、失敗しても必ずできるようになるので、本当にちょっとずつでいいので、小さな「できた!」を増やしていきましょう。
ボールにたくさん触る
小学生のうちはたくさんボールに触りましょう。
足だけでなくても手でもいいのです。
小学生のうちはゴールデンエイジといってとにかく成長する時期です。
ボールに触れば触るほど上手になります。
親は口出ししない
パパとママはそっと見守りましょう。
ボール買ったのに全然練習しない・・・
ゲームばっかりで少しはサッカーの練習をしたらいいのに・・・・
と怒りたくなる時もあるでしょう。
強制されてやるほどつまらないものはありません。
お子さんについつい口出ししたくなることもあるでしょうが、じっと我慢です。
見守って、自主的にボールで遊んだり、蹴ったりしたら褒めてあげましょう。
まとめ
小学生用のサッカーボールを選ぶポイントをおさらいします。
サイズと選ぶポイント
サッカー用を選ぶ
4号サイズを選ぶ
J FA検定球を選ぶ
手縫いがベスト
土用
お好みポイント
こだわりが無ければ3,000円前後で十分
できればシンプルなデザイン
いかがでしたでしょうか。
いいボール選びができればお子さんのサッカーに対するモチベーションも上がります。
お子さんの意見も聞いてあげて愛着のわくサッカーボールを買ってあげてくださいね。
おすすめのモルテン(molten)さんの「ペレーダ3000(4号球)」はこちらからどうぞ。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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