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【サッカー】やってはいけない審判のジェスチャー6選 そのジェスチャーはもう古いです

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小学生の息子がサッカーをやっているのでチームに帯同する機会が多いのですが、試合会場に行くとけっこう驚きの光景を目にします。

 

すごい選手がいる・・・・違います。

過激な保護者・・・・違います。

チョー怖いコーチ・・・・違います。

 

驚きの光景とは「審判」です。

 

何が「驚き」って、「いつの時代?」、「まだそんなことやってるの?」、と思わせるレフェリングや試合進行です。

「あのー、ルールやガイドラインは毎年更新されるので、単純にそれにしたがってやりましょうよ」

と言いたいのです。

知らずにやっていると他の審判員やコーチ陣に笑われてしまいます。

 

審判ライセンスを「持っているだけ」になってしまっている人、現役時代のあいまいな記憶だけで審判をしている人は仕方がないかもしれませんが、審判をやる以上は時代についていかないといけない、というか、やはり真剣勝負なので最新のルールでやらないといけないと思うので当ブログで記事にしました。

 

お子さんのチームで審判を任されちゃったパパ、これから4級審判を取得する人はぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

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  • 当ブログの運営者:ライド
  • サッカー指導者D級ライセンス
  • サッカー審判3級
  • 審判として年間50試合以上を担当(小学生から社会人まで)

コイントスは勝った方が選択できる

コイントス

試合前のコイントス、あなた(審判)がカッコよくコインをはじきました。

ここで確認です。

勝った方にキックオフを与えていませんか?

 

今は違います。

コイントスに勝ったチームが、キックオフをとるか、エンド(陣地を選ぶ)をとるか、を選択できるのです。

 

 

 

キックオフ前のキーパー確認

ゴールキーパー

さあ、いよいよこれからキックオフ。

選手はポジションにつく。

 

問題はここです。

あなた(審判)はキックオフの笛を吹く前に、「キーパー!オッケー?」と各チームのゴールキーパーに準備はできているかどうか、確認していませんか?

ひと昔前はみんなやっていました。

 

 

でも今は不要です。

選手がポジションについたら、キーパー含め、準備できていて当たり前なのです。

キーパーにいちいち確認をとる必要はありません。

 

副審、4審とアイコンタクトをとったら速やかにキックオフのホイッスルを吹きましょう。

 

 

 

 

なんでもかんでも笛は吹かない

whistle

ここからはゲーム中のお話です。

  • ゴールイン
  • タッチラインからボールが出た時(スローイン)
  • ゴールキック
  • コーナーキック

このようにボールがフィールドから出たとき、全て笛を吹いていませんか

笛を吹きすぎると、重要な場面での笛が目立たなくなるので、上記で挙げたシチュエーションでは基本的に笛は吹きません。

 

例えば、選手がタッチラインすれすれをドリブルしていて、ボールが出たことに気づかずドリブルを続けてしまっているときなど、笛を吹かざるをえない場面で笛を吹きましょう。

 

 

交代で退くときは近くの境界線から

選手交代

選手交代のときは、近くの境界線からフィールドアウトしてOKです。

以前は、交代して退く選手がフィールドのどこにいようがベンチ側のハーフェーライン付近の交代ゾーンまで戻ってきましたが、今は近くの境界線からフィールド外へ出ることが可能になりました。

試合が円滑に進むからです。

 

ただし、小学生の8人制は違います。

8人制はベンチ側のハーフェーライン付近に交代ゾーンがありますので必ずそこで交代してください。

近くの境界線から出ることを許可されるのは11人制だけです。

気をつけてくださいね。

 

 

 

 

フリーキックの壁を下げるとき歩数を数えない

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フリーキックの時によくあるシーンです。

セットされたボールに対して、守備側の壁が近すぎたとき、規定の距離を保つために主審が壁の位置を下げる(ボールから遠ざける)シーンです。

 

ポイントはここ。

あなた(審判)は壁を下げるとき、ボールの位置から、1・2・3・・・・と歩数を数えて距離をとっていませんか?

これ、けっこうカッコ悪いんですよね。

 

伝わりますかね?

何がカッコ悪いかというと、「この人、歩数で距離を測ってるんだな」ってあからさまにわかるんですよね。

 

ジャンケンゲームの「グリコ」ってありますよね。

ジャンケンで勝った人が「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」とか、「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」とか言いながら前に進んでいくゲームです。

まさにそのグリコゲームのように「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」みたいな感じで、1・2・3・・・・と歩数を数えて距離をとることです。

 

これ、本当にカッコ悪いので、試合前にセンターサークルの半径を確認して距離感をつかんでおき、いざ試合で壁を下げるときにはスーッと下げる位置まで移動できるようにしておきましょう。

 

これができるとかなりかっこいい。

「お、この主審できる」と思わせることができます。

 

 

 

スローイン時のフラッグの上げ方

flag

 

副審の仕事の一つ、スローイン時に攻撃方向をフラッグで指し示すこと。

 

タッチラインからボールが出たとき、一度真上にフラッグをあげてから攻撃方向を指す人を今でも見かけます。

この「真上に挙げる動作」は不要です。

タッチラインからボールが出たら、主審とアイコンタクトをとりつつ速やかに攻撃方向を指しましょう。

 

ただし、ボールが出たことが分かりづらく、選手がプレーを続行してしまっている、もしくは続行しそうな状況なら、まずはフラッグを真上にあげて、主審に「出てるよ」というメッセージ(シグナル)を送ってあげて、その後でスローインするチームの攻撃方向を指してあげましょう。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「まだそれやってるの?」というジェスチャーを6ポイントあげました。

ポイント

  1. コイントスは勝った方がボール or エンド を選べる
  2. キックオフ前のキーパー確認は不要
  3. なんでもかんでも笛を吹かない
  4. 交代で退く選手は近くの境界線から出られる
  5. フリーキックの壁を下げるときは歩数を数えない
  6. スローイン時のフラッグは真上に挙げず速やかに攻撃方向を指す

「あ、これやっちゃってる」と心当たりのある人は、競技規則を確認してすぐに改善していきましょう。

また、無意識にやっていて自分でも気づいていない人もいると思いますので、一緒に組んだ審判の方に積極的にアドバイスを求めていきましょう。

 

今後新たに気づくことがありましたら更新していきますので参考にしてみてください。

それではまた次回お会いしましょう。

 

これから3級目指す人はこちらもどうぞ。

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