食器洗いは楽(ラク)そうだけど、本当のところどうなのかしら?
このような疑問にお答えします。
結論としては、「慣れれば楽」です。
「慣れれば」というのは、お店によっては食器洗い以外にもいろいろ任されることがあるからです。
たとえば、洗い終わった食器の片付けや、ちょっとした調理補助などです。
仕事は何でもそうですが、自分のペースでできるまで多少慣れる必要があります。
しかし、慣れたら要領がわかってきてモクモクとできる作業ですし、ランチタイムだけの短時間の仕事が多かったりするので、仕事は入れやすいです。
私もタイミーとして働き始めて2年ぐらい経ちますが、洗い場がけっこう好きで、週に2~3回は入れています。
今回はそんな洗い場が大好きな私が、レストラン、個人飲食店、ホテル、さまざまな飲食店での洗い場経験をもとに、「タイミーの洗い場ってこんなことするよ」というのを紹介したいと思います。
最後まで読んで頂ければ、お店の形態によって異なる「洗い場での仕事の流れ」や「仕事のコツ」がわかってきます。
実際に洗い場で働くときも、慌てず、落ち着いて業務に取り組むことができます。
この記事を読んで洗い場勤務の事前準備を終えちゃいましょう!
それでは見ていきましょう。
タイミーの洗い場は大変?
タイミーの洗い場は「慣れれば楽」です。
冒頭で述べたとおり、「慣れれば」というのは、食器洗い以外にもいろいろ任されることがありますし、仕事の流れもお店によって違うからです。
例えば、ゴミ出し、グラス拭き、食器の片付け、調理補助、バッシングなど、これらを食器洗いと並行して頼まれることがあります。
そして、お店によって食洗器の操作方法や細かなところで作業手順が異なります。
ですので、そのお店の「やり方」に慣れて自分のペースでやれるようになれば、洗い場はとっても楽な仕事だと個人的には思います。
もちろん人にっては「ここが大変」と感じる部分もあるので、このあと解説していきますよ。
バッシングとは
「バッシング」とは、お客様の帰った後のテーブル上にある皿や残飯、グラス、箸などを下げる作業のこと。
洗い場のいいところ
もくもくと作業できる
洗い場はもくもくと作業できることが特徴です。
他のスタッフとのコミュニケーションはゼロではありませんが、ほぼほぼ食器洗いに集中できます。
次から次へと洗い物がくるので、たったかたったか仕事をしたい人には合っていると思います。
時間が経つのが速い
忙しいと時間が経つのが速いです。
時計を見ることすら忘れることがしばしばありますので、「いつの間にかこんなに時間が経っている」ということがけっこうあります。
歩かない
基本的には調理場の中で動くので、ホールスタッフみたいにあっちこっち歩き回りません。
なるべく歩き回りたくない、という人にはおすすめです。
短時間の仕事が多い
タイミーの募集を見ていて思うのが、洗い場は2~3時間のような短時間が多いです。
ランチタイムの忙しい時間、夜8時以降の忙しい時間で募集している印象です。
短時間だとスキマ時間に仕事を入れやすいです。
洗い場の「ん〜」と思うところ
手荒れが心配
「女性あるある」だと思いますが、手荒れが心配ですね。
ゴム手袋を貸してくれるお店は少ない印象です。
お肌が弱い人はマイゴム手袋の持参をおすすめします。
調理場の臭いがつく
ほとんどの飲食店が調理場内に洗い場があります。
当然焼き物、揚げ物の臭いが衣服にしみつきます。
お出かけ前や誰かと会う前に洗い場を入れる人は注意しましょう。
ちなみに、ホテルの宴会場の洗い場は調理場とは別なので臭いが付く心配はそれほどありません。
まあ、それでも飲食を扱うので、何かしらの臭いは付くと思うので、「まだマシ」という感じですね。
割れやすいものに気を遣う
レストランだとワイングラスを扱います。
ワイングラスはとても硝子が薄く、けっこう慎重になります。
食器が重い
ワイングラスとは逆に、重い食器がけっこうあります。
この重い食器を片手で持ってスポンジで洗ったり、食器を片付けたりするとけっこう握力を使います。
私は右利きなので左手で食器をもつのですが、この左手の親指がめっちゃ疲れます。特に第一関節です。
この親指の第一関節で重い食器を持っているようなものなので。
洗い場といえど、ちょっとした力仕事にもなるので、指や腕が疲れてきます。
タイミーの洗い場はどんな人に向いている?
食器洗いが好き
子供の頃から食器洗いのお手伝いをよくした人とかは向いていると思います。
食器洗いが楽しいと感じたり、やりがいのある仕事と思えたりするからです。
もくもくと作業したい
人と話したり、いろいろなことを考えたりすることは苦手だ、という人には向いています。
基本的には食器洗いに集中できますし、それ以外に任される他の仕事もシンプルなものが多いからです。
食器の種類が多いと、どこに片すのか覚えるのが大変ですが、それも最初のうちだけです。
慣れてくればスムーズにできるようになりますし、自分のペースでできるようになります。
きれい好き
整理整頓が得意な人、きれい好きな人にも向いています。
整理整頓ができる人は、どの食器から洗えばきれいに食洗機に入るか、食洗機から取り出す時スムーズに同じ食器を取り出せるかなど、先を見据えて食器洗いができると思うので、効率よく仕事ができると思います。
また、きれい好きな人は汚れた食器がどんどんきれいになっていってく様や、山積みの汚れた食器がどんどん減っていく様を見て「やる気」が湧いてきたり、気持ちよさを覚えてきたりすることでしょう。
接客は嫌だ
接客は基本的にお客様とのコミュニケーションが主となります。
話すのが苦手、注文や商品説明をするのが苦手、という人にはやりやすい仕事です。
体力的に長時間は無理
洗い場は2~3時間という短時間の仕事が多いです。
もちろん勤務時間が4時間以上の仕事もありますが、おおかた2~3時間の募集が多い印象です。
ですので、長時間立っていられない、という体力的に心配な人にはおすすめです。
タイミーの洗い場にはどんなお店がある?
居酒屋チェーン店
誰でも知っているような居酒屋。
やはり夜は忙しく、お店も活気があります。
ファーストフード店
牛丼屋などのファーストフード店。
比較的食器の種類が少ないので、片付ける場所は覚えやすいです。
ファミレス/レストラン
レストランは食器がしっかりしているので重い食器が多いです。
少々ぶつけたぐらいでは割れないというメリットがありますが、片手で持って洗ったり、遠い場所まで食器を運んだりするときは力仕事になります。
ホテル
ホテルはふきあげの仕事が多いです。
なぜなら、洗い場はホテルのスタッフがやってくるからです。
タイミーは拭いて片付ける、という役割です。
ホテルなのできれいな洗い場が多いです。
個人店
蕎麦屋や中華料理店などの個人店も募集しているところがあります。
個人店は洗い場が少し狭いのが難点です。
それほど大きな土地に建っているわけではないので、かなりぎゅうぎゅうです。
しかし、慣れてくると店主さんや女将さんがお茶を出してくれるようなところもあるそうです。
おすすめの洗い場は?
私もいろいろな洗い場を経験しましたが、初めてやる方におすすめしたいのはやっぱりホテルですかね。
やっぱりきれいであること、そして広いことです。
お店によっては「いや〜、けっこう汚れているな・・・」という洗い場も少なくないです。
ホテルは設備も最新ですし、洗い場全体もきれいな印象でとても働きやすいです。
そして移動するにも何をするにしても広いです。
洗い場が狭いと、食器を片付けるとき他のスタッフとぶつからないように気を使ったり、他の調理器具を落としたりしないように気をつけたり、けっこう神経使います。
もちろんホテルでも気を使うのですが、広い分動きやすいです。
洗い場の持ち物
基本的には各店の指示どおりです。
でもおおかたどこのお店も似ています。
- 汚れてもいい靴
- 黒系のズボン
そしてエプロンや制服はお店が貸してくれます。
洗い場の仕事の流れ
挨拶
お店に着いたら「タイミーで働きに来ました」とスタッフに声をかけます。
そしてQRコードを案内してくれるのでスマホで読み込みましょう。
制服やエプロンを貸してくれ場合は速やかに着替えましょう。
作業内容の確認
準備ができたら再度スタッフさんに声をかけて作業内容を教えてもらいましょう。
ほとんどの洗い場はこの流れ
作業内容はお店の指示通りですが、「だいたいはこの流れ」というのを紹介します。
1. スポンジで汚れを落とす
おそらくタイミーが到着する頃にはある程度洗い物が溜まっているはずです。
スポンジに洗剤をつけて、汚れを落としてさっと洗い流す。
そしてどんどん食洗機のトレーに並べていきます。
2. 食洗機にかける
食洗機専用トレーに食器を並べたら食洗機を稼働させます。
ほとんどの食洗機は蓋を下すと自動的に作動します。
お店によってはボタンを押すタイプもありますのでスタッフさんの指示をよく聞きましょう。
それと、食器用とグラス用で食洗機が二つあるところもあります。
あとはスプーンやフォークなど、いわゆるシルバーってやつですね。
このシルバー類は食洗機を2回かける、なんていうルールがあるお店もあるので、各お店の指示に従ってください。
3. ふきあげと片付け
食洗機は2~3分で完了。
食洗機が終わったトレーや食器は熱いので気をつけてください。
終わった食洗機トレーを横にずらして、次のトレーを食洗機にセットして次の洗い物を並べていきます。
次に食洗機を作動する頃には、前に終わった食器も熱が冷めていることでしょう。
そして水滴もほぼ切れていますのでさっと拭いて片付けます。
なかには食器は拭かずに片付けるところもあるのでお店の指示に従いましょう。
ふきあげた食器やグラスを所定の場所に片付けていきます。
4.慣れてきたら他の業務
基本的に1~3の作業の繰り返しで、洗い物が落ち着くと他の仕事を任されます。
- ちょっとした調理補助
- ゴミ出し
- バッシング
- グラス磨き
食器洗いだけじゃないの?と心配かもしれませんが、どれもシンプルなお仕事なので心配いりません。
洗い場のコツ
洗い場をスムーズにこなすには、「食洗機」の稼働を止めないことです。
食洗機が止まると洗い物も溜まります。
食洗機をかけている間に次の準備をして食洗機が終わったらすぐに次のトレー(洗い物)を食洗機にかける、という意識でやると、溜まっていた洗い物はミルミル減っていきますよ。
洗い場の注意点
落ちにくい汚れ
油汚れや練り物はしっかり落としましょう。
特に油のヌルヌルは食洗機でも落ちないことがたまにあるのでスポンジでしっかり落としましょう。
また、マヨネーズやわさび、からしやお味噌など、お皿の端っこにグリグリって付いてあるものは、落としたつもりでこびりついている可能性があるので、こちらも気をつけましょう。
調理器具
キッチンスタッフから「これ洗っておいて」と調理器具が渡されることもあります。
調理器具はすぐに使うの可能性があるので、優先して食洗機にかけてあげましょう。
もちろん「後でいいよ」と言われたら自分のキリのいいタイミングでOKです。
残業をお願いされたら
忙しい時間帯が続くとたまに「残業できますか?」と聞かれることがあります。
もちろん予定がある時は断っても問題ありません。
しかし、残業するときは「退勤時」に気をつけましょう。
残業をした場合は、QRコードと読み取らず「修正依頼」で退勤時間を変更しましょう。
残業をしても、QRコードを読み取ってしまうと本来の退勤時間(残業をしなかったときの退勤時間)なってしまいます。
でも安心してください。
もし「残業をしていない報酬」で確定してしまったら、「タイミーカスタマーサポート」に連絡すればOKです。
お気に入りに登録
働きやすかったお店はお気に入り登録して次の出勤をチェックしましょう。
それとは逆に、何らかの理由で「ここはちょっと・・・」というお店は外しましょう。
それがタイミーのいいところでもあります。
交通費節約
ここでちょっと裏技を一つ紹介します。
普段からタイミーを利用して働いている人ならわかると思いますが、「交通費、これだけか・・・」と思うことがあると思います。
こんなときは東京メトロを使うと交通費を節約できます。
ん?どういうこと?
って思いますよね。
詳しくは下の記事を見てほしいのですが、東京メトロの1日券を利用すると交通費が節約できるのです。
ただし条件があります。
- 自宅や出発駅から勤務先まで東京メトロで行けること
- 交通費の往復で600円以上かかること
- 2日以上連続で勤務すること
以上3つです。
そして、東京メトロの1日券は、その名の通り1日乗り放題です。
金額は600円です。
これを踏まえてもう少し詳しく解説します。
1. 自宅や出発駅から勤務先まで東京メトロで行く
まず自宅から勤務先まで東京メトロで行けることです。
これは絶対条件です。
2. 交通費の往復で600円以上かかること
東京メトロの1日券の金額は600円です。
「1」の条件を前提に、自宅から勤務先の最寄り駅まで600円以上かかる場合はオーバーした分だけ節約になります。
もしくは、タイミーの前後に東京メトロを利用してどこかへ出かける場合も節約になります。
3. 2日以上連続で勤務すること
東京メトロの1日券の利用期限は、購入日に改札を通した時刻から翌日の同時刻です。
つまり、今日の朝9:00に1日券を改札に通したら、利用期限は翌日の朝9:00となります。
購入日に自宅と勤務先の往復をします。
普通1日券というと、この往復でおしまいと認識します。
しかし「翌日の同時刻まで有効」なので、翌日朝9:00前に改札を通ることができれば、翌日の往路分を昨日の1日券で行けちゃうんです。
なぜなら、東京メトロの1日券の有効期限の時刻は降車駅の改札時刻ではなく、乗車駅の改札時刻だからです。
交通費節約のまとめ
タイミーの交通費って500円前後が多いと思います。
なので、勤務先まで徒歩や自転車で行ければ交通費を浮かすことができます。
東京メトロの1日券を利用して、600円以上の電車利用ができれば、タイミーやプライベートでの交通費を節約できます。
詳しくはこちらの記事で書いておりますので、タイミー以外の交通費や、本業の通勤にも活かせますのでぜひ参考にしてみてください。
40代でも転職を成功させる!転職活動の流れと攻略法を完全公開
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シェアフルと併用もあり
タイミーは案件が少ない、と感じたらシェアフルとの併用もありです。
シェアフルもタイミーと同じスキマバイトです。
アプリの構成や画面の見方もほとんどタイミーと同じなのでまったく違和感ないですよ。
ただし、勤務がかぶらないように十分気を付けてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
タイミーの洗い場はこんな感じ
- タイミーの洗い場は「慣れれば楽」
- 食器洗い以外にも仕事を任されますが、シンプルな仕事なのですぐに覚えられる
- 作業内容や流れは細かな点でお店によって異なりますがだいたいやることは同じ
- 短時間の募集が多いのでスキマ時間に入れやすい
- 東京メトロを利用して交通費はなるべく浮かせよう
- おすすめはきれいなホテル
- シェアフルとの併用もあり
ということで個人的にはタイミーの洗い場はけっこうおすすめです。
もくもくと単純作業をしたい、体力的に2~3時間でいい、という人はぜひチェックしてみてくださいね。
洗い場以外に他のアルバイトをお探しの方はこちらも参考にしてみてください。
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