「転職を考えているけど、リクルートエージェントとリクナビNEXT、違いは何?」
と疑問を抱えている方は多いと思います。
確かにどちらもリクルートさんが運営しているのであまり違いがわからないですよね。
簡単に紹介すると、
リクルートエージェントはアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができる。
リクナビNEXTは自分で企業に応募したり、企業からのスカウトを待つこともできる。
という違いです。
どちらもメリットやデメリットがありますので、私が実際に使用した経験談と感想を紹介します。
この記事を最後まで読んでいただくことで、それぞれのエージェントの特徴や使い勝手がわかり、自分に合ったエージェント選びができるようになります。
それでは見ていきましょう。
新卒採用と中途採用の違い
リクルートエージェントもリクナビNEXTも、転職活動をするためのサービスです。
転職ということはすなわち、中途採用です。
ではまず、中途採用は新卒採用(第2新卒も含む)とどのような違いがあるのか確認しておきましょう。
そのうえで転職活動に臨みましょう。
新卒採用
新卒は言わばポテンシャル採用です。
学生時代に力を入れたこと、学問はもちろんですが、アルバイトや旅行、スポーツやボランティアなど、「こういうことを頑張りました」というアピールをします。
まだ何も実績がない学生の潜在能力を買って採用するわけです。
つまり新卒社員を育てて将来活躍してもらうということです。
企業としては当然人件費がかかりますので、いわば先行投資のような感じです。
これが新卒採用です。
中途採用
新卒とは逆に、中途採用は即戦力です。
前職でどんな仕事をして、どのぐらいの実績があって、このような形で企業に貢献できます、という具体的なアピールが必要です。
採用する側としては即効性を求めています。
これが中途採用です。
リクルートエージェント
完全サポート型
専任の担当スタッフがついてくれて、自分に合いそうな企業を紹介してくれます。
そして、そのスタッフがいろいろとアドバイスをくれます。
模擬面接
- 面接での自己紹介や自己PRの方法
- 自己PRに使う時間
- 志望動機や自己PRの表現方法
具体的には
「自己紹介は1分で話せるようにしてください。」
「面接の終わり際にはこのような言葉を伝えましょう」
という感じで、自分では意識したことのないアドバイスをもらえます。
私を担当してくれたスタッフは、厳しめの容赦ないツッコミでした。
「俺ってこんなにうまく話せないんだ・・・」と、若干へこむぐらいでした。
しかし適切なアドバイスですのでしっかり身に着ければ大きな自信になります。
企業の紹介
どのような仕事に就きたいか、通勤時間、勤務時間など細かくヒアリングしてくれたうえで、企業を紹介してくれます。
紹介してくれた企業のなかで、イマイチと思うところはしっかり理由を説明し、スタッフの企業選定に反映させていきます。
面接後の報連相
企業との面接が終わると、スタッフに電話を入れます。
面接の感触、うまくいったところ、反省点などスタッフに連絡します。
メリット
リクルルートエージェントのいいところは、二人三脚で活動する形になるので、孤独感を感じません。
また、アドバイスが適格なので、面接に自信が持てます。
エージェントの情報量が豊富なので、いろいろな企業を紹介してくれます。
独自に探していると、業界が偏ってしまったりするのですが、エージェントは客観的に紹介してれくますので、新たな発見が多いです。
ん〜・・・と思うところ
紹介企業を受けたくない場合は理由を言わなければならない。
面接が終わったあと、電話で報告しなければならない。
「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが、これって結構手間なんです。
紹介してもらった企業を断りたい場合、「この理由だと、何か言われるかな」とか「スタッフがせっかく紹介してくれたのに申し訳ないな」とか、あれこれ考えたりしちゃうんですよね。私の場合ですけど。
ワンポイントアドバイス
スタッフとの面談の際、転職理由は素直に相談しましょう。
曖昧な表現にしたり、変にかっこつけてしまうと、その思いを汲み取ってアドバイスをしてくれません。
例えば、面接で必ず聞かれる「なぜ転職するのですか?」という質問があります。
自分の中では、残業、人間関係、フィーリングなど、「これって転職理由にしてはどうなのか・・・」という思いがあります。
しかし、専任スタッフに素直に相談することで、「面接のときは、こういう言い方や表現に変えましょう。」と適切なアドバイスをくれます。
恥ずかしがらず、ありのまま相談しましょう。
リクナビNEXT
自己完結型
リクナビNEXTは全て自分だけで完結します。
自分で企業を選んで、自分で応募することができ、企業からのスカウトを待つ方法もあります。
自分の都合に合わせて転職活動ができます。
メリット
気に入っ企業へ、自由に応募できます。
自分のペースで企業を探したり、面接の日程を調整したりできます。
企業と直接やりとりできますので、リクルルートエージェントのように専任スタッフを気にしたり、気を使ったりすることがありません。
また、企業からスカウト(もちろん採用試験はあります)がくるケースもありますので、企業選びに幅が広がります。
ん〜・・・と思うところ
一人で全てやるので、アドバイスをもらったりできませんので、多少孤独感を感じるかもしれません。
我流で面接に臨みますので、何が良かったのか、何が悪かったのか、客観的な評価ができません。
エージェントがおりませんので、「こんな企業があったんだ」という発見もありません。
気づけば「あんまりいい企業がないなー」と途方に暮れているかもしれません。
ワンポイントアドバイス
やはり面接や企業選びのアドバイスは、自分自身にプラスになりますので、
「自分だけでは何をやったらいいのかわからいない」という人は、エージェントがついてくれる転職サイトを併用するといいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アドバイスをもらったり面接の練習をしたりサポートが必要と感じる人は、リクルートエージェントがおすすめです。
自分だけで気ままにやりたい、という人は自己完結できるリクナビNEXTがいいといます。
もちろん併用も全然ありだと思います。
併用すると、スタッフのサポートを受けつつ、自分でも積極的に転職活動ができるからです。
自分に合ったサービスを利用しましょう。
それではみなさんの健闘を祈ります!
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