プログラミングを使ってフリーランスになること、副業することに興味はあるけど、本当に短期間で稼げるようになるのか。
みなさん、本当のところを知りたいですよね?
今多くの副業があるなか、注目されている副業の一つがプログラミングです。
なぜ注目されているかというと・・・
- PCがあればどこでも作業ができる
- スキルが身につく
- 時給単価が高い
- 需要がある
私もそんなメリットに惹かれた一人です。
プログラミングといっても分野は多岐にわたるのですが、今回は私が副業しているWEB制作にお話しします。
まずは、スキルを身につけるのですから当然学習は必要です。
学習教材はさまざま。
- 書籍
- WEBコンテンツ
- プログラミングスクール
それら教材の謳い文句もさまざま。
- 3ヶ月でエンジニア
- 1ヶ月でフリーランス
- 半年で副業可能
結論としては、「個人的な経験をもとに検証するとかなり難しいのでは・・・」です。
しかし本当に3ヶ月で稼げるようになる人も中にはいるでしょう。
ということで今回は、WEB制作で副業している私が「本当のところどうなの?」というみなさんが知りたいことを実体験をもとにレビュー致します。
私は実際に未経験から学習をスタートさせ、学習から稼げるようになるまで1年半ぐらいかかりました。
会社員をしながら学習、家族もいるので当然家事もやります。
年齢もそろそろ40代が見えてきた・・・という状況です。
若かりし頃の活力が残っているわけではありません。
でもそんな私でも稼げるようになれたわけです。
私の実体験はきっとこれから副業やフリーランスを考える方、
WEB制作に挑戦してみようかな、
という人にとって参考になります。
それでは詳しく解説していきます。
WEB制作に必要なスキル
ITリテラシー
まずは、インターネットやコンピューターの性質・ルールを理解することですね。
この時代、パソコンやスマホが苦手、インターネット???、という人はあまりいないと思いますが、それでも「IT」と言われると難しく感じる人は少なくないでしょう。
そんな人が未経験からWEB制作をスタートする場合は、最低限のインターネット用語は多少は勉強しておくべきですね。
WEBサイトが表示される仕組みとか、サーバーとか環境とか、おおざっぱでいいので頭にいれておくと学習がスムーズに進みます。
学習言語
WEB制作に必要な言語はHTML、CSS、jQuery、このあたりを抑えておければOKです。
この3つがある程度わかればとりあえず簡単なWEBサイトは制作できちゃいます。
あとは必要に応じてJavaScript、仕事の幅を広げるためにWordPressの知識、Photoshopの知識だったり、言えばいろいろ出てきます。
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WEB制作の勉強方法
プロゲート
まずはプロゲートです。
教材がスライド形式で、視覚的にとてもわかりやすく作られており、初心者にはもってこいです。
HTML、CSS、JavaScript、jQuery、を勉強しましょう。
1ヵ月程度あればこの4つはコンプリートできちゃいます。
1周でもいいのですが2周すると理解が深まります。
ちなみに、このプロゲートがつまらない、という人はあまりWEB制作に向かない可能性があります。
それほど勉強しやすいコンテンツで、楽しく進められる要素が詰まっているからです。
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テックアカデミー
プログラミングスクールで学ぶのも一つの手段です。
私はTechAcademy [テックアカデミー]というスクールを受講しました。
オンライン形式なので家でも喫茶店でもどこでも勉強ができます。
つまずいたらメンター(専任の講師)に何でも聞ける環境で挫折しにくいです。
ちなみに、前述したプロゲートで学習したあとにプログラミングスクールに入校すると、スクールの学習がスラスラ進みます。
私はテックアカデミーのテキスト内容が少し難しく感じたので、「プロゲートやっておいて良かった!」と何度も思いました。
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ドットインストール
テックアカデミー卒業後は、ドットインストールで Visual Studio Code の勉強しました。
Visual Studio Code とはMicrosoft社が提供する無償のコードエディターのことです。
テックアカデミーではAWSというAmazonのWEBサービスを使って学習します。
しかし、実際の現場ではVisual Studio Codeを使用されているエンジニアが多く、私もそのようにするため、その使い方の勉強が必要でした。
ドットインストールはプロゲートと同じようにプログラミング学習コンテンツなので、Visual Studio Code 以外にも興味のあるコンテンツがあったら学習してみましょう。
サイト模写
さあ、ひととおり学習が終わり、WEB制作の知識が身に付き、エディターの使えるようになって、次なる学習はサイト模写です。
既に存在するWEBサイトを真似して同じように作成します。
私は初級、中級、上級レベルの3段階でサイトを選び、模写しました。
模写といえど、実際にやってみるとけっこう手が止まります。
忘れてしまった知識を調べ直したり、勉強をし直したり、簡単なサイトでも意外と時間がかかります。
こんな状態で案件をとっても絶対に納期に間に合わないし、知識が少なすぎると実感しました。
数をこなすことで、スマートなコーディングを覚えたり、効率のいい方法を自分で考えるからです。
しかし、紹介しておいてなんですが、あとあと感じたのが、やはり模写には時間をかけないことです。
正直1サイトやれば十分です。
なぜかというと、模写はポートフォリオに載せる実績にはならないからです。
サイト模写はせずポートフォリオ作成に時間をあてるのもありです。
ポートフォリオについてはこのあと説明します。
案件獲得にむけてやるべきこと
案件獲得するためには
WEB制作にしろ、コーディングにしろ、案件を獲得するためには営業活動が必要です。
- クラウドソーシングで案件をとる
- WEB制作会社に営業する
- エージェントに登録する
フリーランスだって副業だって個人事業主なのです。
自分から営業しないと仕事はもらえません。
ポートフォリオの作成
いろいろ案件獲得方法があるわけですが、いずれにしても営業用のポートフォリオが必要です。
ポートフォリオとは、
- 自分にはこんなスキルがあります
- こんなサイトが作れますよ
- こんな実績がありますよ
という情報をまとめたものです。
ここで注意したいのが、実績として掲載するWEBサイトです。
営業先、要するにクライアントさんは、
「なるほどね、こういうWEBサイトを作ったことがあるんだね」
というのが見たいんです。
サイト模写は実績になりません。
さきほど「模写には時間をかけない」と述べたのはこれが理由です。
じゃあポートフォリオはどうすればいいんだよー、ってなりますよね。
それは現役エンジニアであるしょーごんさんの記事をご覧ください。
Photoshopの学習
コーディング案件は、クライアントからデザインカンプ(デザインデータ)を渡されて、それと同じようにコーディングしてね、というお仕事です。
そのデザインカンプですが、AdobeのPhotoshopで渡されることが多いです。
そのデザインデータから画像を取得する(画像の書き出し)流れです。
なので、営業をしながらスキマ時間でいいと思いますので、Photoshopの画像の書き出しの手順ぐらいは勉強しておきましょう。
納品方法の勉強
納品方法については、
ファイル形式で納品したり、
クライアントのサーバーにアップロードするとかありますので、そこのところも勉強しておきましょう。
案件獲得が不安な人へ
どこまで勉強すればいいのかわからない、
営業しても案件がとれると思えない、
という人はテックアカデミーのはじめての副業コースがおすすめ。
私が受講したときはこのコースはまだなかったと思いますが、このコースはとても魅力的。
副業に必要なことが学べるコースです。
- 受講した方に副業の仕事を1案件以上斡旋
- オンライン完結
- ライフスタイルに合わせて受講可
- パーソナルメンターがサポート
学習スタートから初案件までメンターがサポートしてくれます。
テックアカデミー無料体験もやってますよ。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
あくまで個人的な経験談であり、勉強方法や順番はひとそれぞれです。
それでも最低限必要なことだけでも勉強することってけっこうたくさんありますよね。
プログラミングを学習するときって、パソコン一つで始められるとか、すぐに案件とれるとか、いろいろを甘い言葉があると思いますが、結論を言うと「3ヶ月でエンジニア」は基本的には「難しい」という印象です。
まあ、経験が浅くても、知識が少なくても、エンジニアと名乗ってしまえばエンジニアなのですが、稼げるレベルになるまでの道のりは決して甘くないと思います。
主な理由はこれ
- その人の学習環境によって時間が限られる
- スクールを卒業しても稼げるレベルには至らない
- サイト模写、ポートフォリオ作成に時間が必要
- 独学に要する時間もかなり必要
一日学習に時間を注げる人は無理ではないかもしれませんが、会社が終わってから学習する人、家事育児をしながら学習する人は時間の制約があるので、それなりに時間がかかることは覚悟しておくべきだと個人的には思います。
稼げるまでの道筋をしっかりたてたい、という人はテックアカデミーのはじめての副業コースを検討するのもありだと思います。
それではお互いがんばりましょう。